メーガン・ジー・スタリオン、『セーラームーン』をめぐる発言で「プチ炎上」

実は大の日本アニメ好きのミーガン

　2019年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでBest Power Anthem賞を受賞し、今年リリースしたEP『SUGA』に収録されているシングル「Savage（サヴェージ）」がTikTokで大きな話題になるなど、今最も注目されている女性ラッパーの1人、ミーガン・ジー・スタリオン。

　そんな彼女がいま、音楽以外のトピックで話題になっている。それは、彼女の“アニメの好み”をめぐって。

　きっかけになったのは、ミーガンが投稿した次のツイート。

　彼女のツイッターのヘッダーには、自身とアニメ『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクターである轟焦凍のコラージュ画像が使われているなど、ミーガンの日本のアニメ好きは、実はファンの間ではよく知られていること。

　ミーガンがこのツイートで指している『ブラッククローバー』とは、現在日本でもテレビアニメが放送されている同名のアニメのこと。「面白かった」と、この作品を称賛した彼女だけれど、ファンの1人から思わぬ返信が寄せられることに。

「『セーラームーン』は可愛いけど、話はそこまで面白くない」

　「それはあなたの趣味が悪いからよ（セーラームーンのアンチだなんて、冒涜もいいとこ）。だから、誰も情報をあなたと共有しないの」と、ファンの1人がミーガンに返信。ミーガンは一度、2019年に「セーラームーンのルックスは好きだけど、アクションとしてはイマイチ」とツイートしており、ファンは当時の投稿に言及しているよう。

　当時のツイートに再び脚光を当てる形となったファンからの指摘に、ミーガンは「爆笑。マジで、『セーラームーン』は可愛いけど、話はそこまで面白くないでしょ」と、反論。

　当然、海外でも根強い人気がある『セーラームーン』をディスったこのツイートはファンの間でも反響が広がっていて、賛否両論が寄せられることに。『セーラームーン』ファンから大きなバッシングが寄せられたなかで、一部ではミーガンに賛成する意見もあったようで、彼女は「可愛いけど、ハマらなかった」という返信をリツイートしている。

　ミーガンは『セーラームーン』をめぐる議論に一通り目を通していたようで、アニメ『ミチコとハッチン』の主人公であるミチコ・マランドロの画像をSNSに投稿して、「みんながセーラームーンについての私のツイートに怒っているのを見ている私」と綴った。

　思わぬ形で“プチ炎上“を起こしてしまったけれど、最後まで日本のアニメを引用して、日本アニメ好きらしさを見せたミーガンだった。（フロントロウ編集部）