髪が伸びると、根元だけ地毛の色になってしまう「プリン髪」の悩み。どうしてもサロンに行けない時やリーズナブルに済ませたい時は、セルフカラーにトライ! セレブ御用達の人気ヘアスタイリストが髪のダメージや色ムラを防ぐ「リタッチカラー」の仕方を伝授。(フロントロウ編集部)

コスパ抜群の「リタッチカラー」

 根元の地毛が伸びた「プリン髪」はそのままの状態で放置すると、せっかくのヘアカラーが台無しになるだけでなく、見た目も清潔感が損なわれてちょっぴり残念な印象に。

 そんなプリン髪の悩みを解決してくれるのが、根元だけを染める「リタッチカラー」。フルカラーよりも短い時間で済むうえに髪へのダメージも少なく、しかもセルフで行なえば費用も断然リーズナブル!

 しかし、その一方で気になるのがリタッチカラーによる“色ムラ”などの失敗。

 そこで、人気シンガーのアリアナ・グランデジェニファー・ロペス、リアリティスターのキム・カーダシアンなど、数々のセレブから信頼される売れっ子ヘアスタイリストのクリス・アップルトンが、自宅でリタッチカラーを成功させるコツと注意点を米メディアPopsugarで紹介した。

コツ1.生え際にヴァセリンを塗る

 ヘアカラーは、一度肌に付着するとなかなか落としづらい。この問題に対して、クリスは「ヘアカラーを塗り始める前に、生え際にヴァセリンを塗るといいよ」とアドバイス。髪の生え際にワセリンを薄く塗っておくことで、ヘアカラーが肌につきにくくなるそう。

画像: コツ1.生え際にヴァセリンを塗る

コツ2.髪を4つにブロッキング

 色ムラなく根元を染める最大のカギがブロッキング。クリスがオススメする方法は、髪を4分割するブロッキング法。具体的には、まずハーフアップを作る要領で髪を上下に分ける。次に下部の髪を2つに分けてゴムで結び、最後に上部の髪を2つに分けて結ぶもの。最も手軽に色ムラや染め残しを軽減させることができるという。

画像: コツ2.髪を4つにブロッキング

コツ3.上部から塗り始める

 髪全体を上手にリタッチするポイントは、ブロックごとに丁寧に塗りこむこと。まず上部の分け目(頭頂部)から塗り始め、髪を小分けにずらしながら徐々に耳に向かって進めるのが良いそう。クリスは「後頭部や襟足は見えづらいから、顔を下に傾けながら作業するとムラなく楽に塗れる」と助言。

画像: コツ3.上部から塗り始める

 さらにクリスは、ヘアカラーを髪になじませる前に「必ず生え際や耳の後ろ、後頭部などをティッシュやコットンで拭くように」と発言。ヘアカラーは時間が経つほど落ちづらくなるため、付着したら早めにふき取るのが鉄則だとも明かした。

 いつまでもキレイな髪色をキープしてくれる「リタッチカラー」。コスパも良く、自宅でも手軽にできるため、白髪やプリン髪が気になる人はぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

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