ホイットニー・ヒューストンの伝記映画の制作が決定
楽曲「ハウ・ウィル・アイ・ノウ」や「アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ」そして、誰もが1度は耳にしたことがあるカントリーの女王ドリー・パートンの楽曲をカバーした「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー」などをリリースし、これまで全世界で2億枚以上売り上げているホイットニー・ヒューストン。
残念ながら2012年にロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルの浴室で溺死してしまったが、亡くなってもなお、ホログラムでのコンサートが計画されるなどホイットニーはエンタメ界にて大きな存在感を放っている。
そんなホイットニーの伝記映画『I Wanna Dance With Somebody(原題)』が制作されていることがわかった。この伝記映画は、サンタナやアース・ウィンド&ファイアー、アリシア・キーズの才能を見出し、ホイットニーのことをデビュー当時から支えていた伝説的なプロデューサー、クライヴ・デイヴィスとホイットニー財団の遺産管理人である義姉パット・ヒューストンがプロデューサーを務めると米Vanity fairなどが報じている。
また脚本は、2018年に大ヒットしたイギリスのロックバンド、クイーンの唯一無二のフロントマンであるフレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも脚本家を務めたアンソニー・マクカーテンが担当する。
クライヴは今回ホイットニーの伝記映画が制作されることについて「10代後半から悲劇的な早すぎる死まで、ホイットニーと仕事とプライベートの両面で交流してきた私としては、ホイットニー・ヒューストンの物語がまだすべて伝えられていないと思っています。アンソニー・マクカーテンがあらゆる方法を使って、天才的な歌声で世界に深い影響を与えるとともに、破滅のもととなった悪魔と闘ったホイットニーの全てを、音楽的に豊かな脚本を通して描いてくれることになり嬉しく思います」とプレスリリースでコメント。
さらに今回ホイットニー財団が関わっていることもあり、ホイットニーの楽曲はすべて使用できることとなっているのもかなり大きなこと。
昨今の伝記映画ブームに拍車をかけるように制作されるホイットニーの伝記映画『IWanna Dance With Somebody』。果たしてどんな映画になるのだろうか。(フロントロウ編集部)