膝上の短パンが全国放送に
新型コロナウイルス感染防止のため、アメリカのテレビ番組にリモート出演したリポーターが、“テレワークあるある”な失態を犯してしまった。
今回、思わぬハプニングに見舞われたのは米ABCでリポーターを務めるウィル・リーヴで、彼は現地時間4月28日、フロリダ州で新たな取り組みとしてスタートした、ドローンで患者に薬局の処方箋を届けるというサービスについてレポートするため、自宅から朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演。およそ30秒にわたってニュースを伝えた。
番組の模様はこちら。
ボタンシャツの上にジャケットを羽織った格好で番組に出演したウィル。一見するとニュース番組にふさわしいフォーマルな身支度に思われたウィルだけれど、下半身のほうはカメラに映らないと思ったのか、シャツに合わせるような長いパンツではなく、膝上の短い丈の短パンを履いて収録に臨んでいたようで、中継の後半でうっかりその下半身が見えてしまう事態に。
司会者には気づかれなかったようで、番組では指摘されなかったウィルだけれど、多くの視聴者にはバレてしまい、SNS上で話題に。
They’re shorts I promise ��♂️
— Will Reeve (@ReeveWill) April 28, 2020
「なあ、この男にズボンを履かせてやってくれよ」と、中には彼が下着姿で出演したと思った人もいたようだけれど、ウィルはこのツイートに直接返信して、「これは短パンなんだ。誓うよ」と、あくまでもズボンは履いていると釈明した。
ウィルはその後、自身の“失態”が大々的に拡散されてしまったことについてツイッターで声明を発表。「みんなが笑いたいだけ笑えたことを願ってる」として、外出が制限されているなかで笑いを届けられていたらいいとジョーク交じりにツイートしたウィルは次のように綴った。
When WFH goes wrong (or, your self-framed live shot goes too wide).
— Will Reeve (@ReeveWill) April 28, 2020
Hope everyone got a much needed laugh � pic.twitter.com/GbyLBhL7Be
「今朝は効率を意識しすぎて、『グッドモーニング・アメリカ』後のワークアウトの準備を早くやり過ぎたんだ。カメラのアングルだったり、友人たちや家族、それからソーシャルメディア上の何千人もの知らない人たちのおかげで、朝のルーティーンを考え直すきっかけになった。きちんとベルトやパンツを身につけて、靴を履いてビデオ会議に臨んでいる人たちの意見をぜひ聞かせてほしい。さて、仕事に戻るとするよ。パンツを履いてね」
番組後の運動のために短パンを履いていたと説明したウィル。自宅での仕事とあって、テレビ会議において上半身だけは仕事向きをあつらうというのは“あるある”かもしれないけれど、くれぐれもカメラのアングルには気をつけたいもの。(フロントロウ編集部)