白い歯を求める需要がどんどん増して、次々といろんなホワイトニング製品が登場しているけれど、なかでも増えているのが「活性炭」の入ったチャコール歯磨き粉。真っ黒な見た目がショッキングなチャコール歯磨き粉は、実際に効果があるのか? 美容歯科医が明かした。(フロントロウ編集部)

プロが明かすチャコール歯磨き粉の効果

 日本でも歯を白く見せるホワイトニング施術や家で出来るケアなどの人気が高まっているけれど、欧米では白い歯は身だしなみの一部とも言われるほど意識が高い。

 そんな海外でホームケアとして人気なのが、活性炭が入った「チャコール歯磨き粉」。女優のエマ・ワトソンをはじめセレブも愛用していて、海外では日本よりも定着しているアイテムだという。

実際に歯を白くする効果はあるの?

 まず気になるのが、炭の歯磨き粉の効果。モデルのジゼル・ブンチェンや女優のペネロペ・クルスなど数多くのセレブをクライアントにもつニューヨークの美容歯科医であるブライアン・カンター医師は、「食事やコーヒー、お茶、赤ワイン、喫煙などライフスタイルによる着色汚れには一定の効果がある」と米メディアPureWowにコメント。

画像: 実際に歯を白くする効果はあるの?

 カンター医師によると、活性炭には優れた吸着力があり、これが食事やコーヒー、歯垢など歯の表面に溜まった汚れを落とす働きがあるという。日々の習慣により歯が黄色くなってきたと感じる人は、試してみる価値がありそう。

 反対に、チャコール歯磨き粉を使ってもあまり効果が得られないのが、着色汚れ以外の生まれつきの歯の色を白くしようとすること。カンター医師いわく、活性炭の力では本来の歯の白さ以上にするのは難しいため、この場合は歯科医院でのホワイトニングなどを検討すべきだという。

入っている成分に注意

 カンター医師は、チャコール歯磨き粉が着色汚れに一定の効果が期待できると話した一方で、使う際には注意が必要だとも説明。

画像: 入っている成分に注意

 注意すべき点についてカンター医師は、「チャコール歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多く、頻繁に使いすぎると歯茎や歯のエナメル質にダメージを与えてしまうことがある」と話しており、成分をチェックする必要があるよう。研磨剤が含まれる場合は、使用頻度は週に1度くらいにするようアドバイスしている。

 成分さえ注意さえすれば、着色汚れを落として歯を白くする効果のあるチャコール歯磨き粉。日本のドラッグストアでも販売されているので気になる人はチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

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