アーチー1歳の誕生日に「動画」が公開
ヘンリー王子とメーガン妃の長男アーチーが5月6日に1歳のバースデーを迎えた。これを記念して、夫妻がアーチーの成長ぶりが伝わる1本の動画を公開した。
その動画とは、これまでにも数々のセレブが参加してきた、子どもの権利保護を目標として活動する非営利団体セーブ・ザ・チルドレンが、新型コロナウイルス感染拡大にともなってスタートした読み聞かせチャリティプロジェクトの「セーブ・ウィズ・ザ・ストーリーズ(Save with the Stories)」のための新動画。
描かれたイラストがアヒルなのか、ウサギなのかを言い当てながら、親と子が一緒になって楽しめる、人気幼児向け絵本の『Duck! Rabbit!(ダック!ラビット!)』(著:エイミー・クラウス・ロゼンダール、トム・リヒテンヘルド)をチョイスしたメーガン妃は、さすが元女優なだけあり、情感たっぷりに朗読してアーチーを楽しませていた。
この本は日本でも『アヒルだってば!ウサギでしょ!』という邦題で翻訳版が販売されている。
わんぱくぶりを発揮
早く先が見たいのか、時折、自らページをめくろうとしたり、メーガン妃の腕をすり抜けようとしたり、近くにあった別の絵本に興味を示したりと、やんちゃな仕草も見せていたアーチー。
よく見ると、絵本の角にかじられた跡があることも、わんぱくぶりを象徴している。
前回公の場に姿を現したのは、2019年9月末、生後5か月ほどの頃だったが、今では体もすっかり大きくなり、表情もだいぶ豊かに。
動画を撮影したのは、ほかの誰でもない、父親のヘンリー王子。メーガン妃の読み聞かせが終わると「イェーイ!」、「ブラボー!」と歓声をあげて喜ぶ音声が収められており、ごく普通の家庭と変わらない、一家の幸せそうな生活ぶりが伝わってくるようだった。
この動画のコメント欄では、恵まれない子供たちを支援するための基金への協力が呼びかけられている。これまでにも自分たちの注目度や影響力を活用して、さまざまなチャリティに人々の視線が集まるよう誘導してきたヘンリー王子&メーガンは、アーチーの記念すべき1歳の誕生日に関しても、ただ近影写真を公開したりするだけでなく、チャリティを目的とすることを選択した。
ロイヤルファミリーからバースデーメッセージ
3月いっぱいでイギリス王室の高位王族としての役割を終え、現在は、新天地であるアメリカ・カリフォルニア州に居を移して、今後立ち上げるチャリティ団体「アーチウェル」の発足に向けて準備を進めながら、新型コロナウイルス禍の隔離生活を送っているヘンリー王子&メーガン妃。
本当ならば盛大に行なわれれていたかもしれないアーチーの誕生日パーティーは、家族だけのこじんまりとしたものになるよう。
アーチーの1歳のバースデーを記念して、ロイヤルファミリーたちの公式インスタグラムはそれぞれ、祝福のメッセージを投稿した。
ウィリアム王子&キャサリン妃一家の公式アカウントは、アーチーの洗礼式での集合写真が投稿され、赤い風船の絵文字を添えて「アーチーが今日とても幸せな初めての誕生日を過ごせることを願っています」とのメッセージを投稿。
チャールズ皇太子とカミラ夫人の公式インスタグラムでは、チャールズ皇太子とヘンリー王子、アーチーの父子3代のショットが公開。「今日1歳を迎えるアーチー、お誕生日おめでとう」と綴られた。
そしてエリザベス女王と英王室全体の情報を伝えるロイヤルファミリーの公式アカウントでは、エリザベス女王と夫のフィリップ殿下、そしてメーガン妃の母ドーリア・ラグランドが一緒に写った洗礼式でのショットと「今日、1歳の誕生日をお祝いするアーチー・マウントバッテン・ウィンザー、お誕生日おめでとう。アーチーはエリザベス女王の8人目のひ孫です」というコメントが投稿された。
このほかにも、エリザベス女王はウェブ会議アプリZoom(ズーム)を使ってアーチーとバーチャル対面して、直接、お祝いのメッセージを伝えるだろうと王室付き記者のケイティ・ニコールズが英OK!に証言している。(フロントロウ編集部)