ティーンの憧れの的であるローレン・グレイが、12歳の頃に経験した性的暴行について語った。(フロントロウ編集部)

ローレン・グレイ、性的暴力にあったことを明かす

 その美しい容姿からリアルバービーと称され、インフルエンサーとしてだけではなくシンガーにもチャレンジして活躍の幅を広げているローレン・グレイ。4月19日に18歳の誕生日を迎えたローレンは、今ティーンの中で最も影響力のある1人として大注目を浴びている存在。SNSにはキラキラとした生活がアップされており、これまで苦労をしたことなく順風満帆に過ごしてきたと思われがちだけれど、ローレンにはまだ明かしていない悲痛な過去があった。

18歳の誕生日をお祝いしているローレン。

 それは12歳で性的暴行を受けたということ。ローレンは自身のTikTokに「本当の私のストーリーを語りたいの」とコメントを書き込んだ動画を公開。

@lorengray

TW. when I say you have helped me more than you know, I truly mean it.

♬ original sound - marbarboyce

 そこには、「これは5年以上前の13歳になるちょっと前の私。このとき地下室で信用していた人に純真さを奪われたの。(このことは)たった1人だけに話して、彼女は今も親友。私達は一緒にバスルームで何時間も泣いた。なぜ私にこんなことが起こったのかを断片的にまとめるということに苦労した。いよいよ両親に(この出来事を)話すというまでに2ヵ月かかった。私は汚くて絶望的で壊れていて価値がないと感じていたから。私は混乱していて怖かった。(純真さを奪われたのは)私のせいだと感じていた」とローレンが性的暴力にあい、絶望していた時のことが綴られていた。

 続けて「私はホームスクールをはじめて、時間をつぶし、孤独感や孤立感を和らげるためにビデオを作り始めたの。みんな私のビデオを見てくれて、私はまだ苦しんでいたけれど、私の状況に関係なく気にかけてくれる人たちをついに見つけたと感じた。けど時々投げかけられた、『売春婦のように見える』や『あなたは処女?』といったコメントや質問には耐えられなかった」と、TikTokに動画をアップしはじめた理由が過去の性的暴力の経験にリンクしていたことを明かした。

 そして「私はいつも自分のストーリーをみんなに話すのが怖かった。みんなが私を違う見方で見て、私を気にかけてくれる人たちを失うことを恐れていた。私は今18歳で、私の過去は私を定義しないことに気づいたの。(性的暴行を受けたのは)私のせいじゃないし、経験するべきではなかった。この経験を経て、私は強くなったし、自分のことを誇りに思う。トンネルの終わりには光があり、私の話で1人でも助けられたなら、私にとってこれは話す価値のある話だった」と、18歳になった今、過去の苦しかったことを明かした理由を話した。

 これまでのキラキラと輝くローレンの印象とは180度違った過去の悲惨な体験。しかし、自分が話すことで誰かの力になれるのであればと、これまで大勢の人に話せなかったという性的暴力にあったという経験を動画という若者のツールを使って発信した。

 ローレンはTikTokに動画をアップした後、自身のツイッターに「私にとって人生のこのパートを公の場でシェアすることは、難しいことだった」と、いかに告白するのに勇気がいったかということを明かし「数々のサポートと愛を感じることが出来て圧倒されている。(中略)この告白が性的暴力という問題の重さに光りを当て、同じようなことにあった人に何らかの希望を与えられることを願っている」と誰かの力になれるようにと強く願った。(フロントロウ編集部)

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