カイリー・ジェンナー、2歳娘への「しつけ」が高評価
セレブ一家のカーダシアン/ジェンナー家に生まれ育ち、幼い頃からリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演しているカイリー・ジェンナー(22)。
18歳で立ち上げたコスメブランドを大成功させ、21歳にして米経済誌フォーブスが認定する“史上最年少億万長者”の称号を手にしたカイリーは、2018年に人気ラッパーのトラヴィス・スコットとの長女ストーミちゃん(2)を出産。子供を持つのは比較的、年齢を重ねてからというセレブが多いハリウッドでは“ヤンママ”の部類に入る。
普段から、ストーミちゃんに大人でも憧れるような高級ブランドの洋服やバッグ、希少なスニーカーなどを買い与え、誕生日には遊園地をまるごと設置して一般人の想像を絶するような豪華なパーティーを開催したり、ラグジュアリーなバケーションの数々にもストーミちゃんを同伴しているカイリー。
その贅の限りをつくした生活ぶりから、一部には、カイリーの育児スキルに疑いの目を向ける人もいるが、彼女が公開したストーミちゃんの“おりこうな姿”を収めた動画がきっかけで、カイリーの母親としての素質や力量が高く評価されている。
ママとの約束、守れる?
その動画とは、ストーミちゃんが目の前に置かれたチョコレートをカイリーの言いつけを守り、一生懸命我慢する様子を撮影したこちらの映像。
「ここにチョコレートを置くね。いい? 3つだけなら食べてもいいよ」と、ストーミちゃんの目の前にマーブルチョコがたくさん入った容器を置いたカイリー。早速身を乗り出したストーミちゃんを「でも、待って!」と制止したカイリーは、「ママはトイレに行ってくるから、ママが戻ってきたら3つ、食べてもいいよ。待っててね!」と言い残し、その場を後に。
ストーミちゃんは、しばらくすると再び前のめりになり、「わあ、チョコレートだ…」とつぶやき、食べたそうにじっとチョコが入ったボウルを見つめるものの、カイリーの言いつけを思い出してソファに座り直すと「ガマン、ガマン、ガマン…」と歌いながら、カイリーが戻ってくるまで、ちゃんと待っていた。
カイリーが戻って来て「ヘイ―! ちゃんと待ってた? 」とたずねると、嬉しそうに飛び跳ねながら「イエス!」と答え、約束通りチョコを貰っていたストーミちゃん。
この様子は「可愛すぎる」、「ハートが溶けた」とたくさんのフォロワーの胸をキュンキュンさせたほか、カイリーの異父姉であるキム・カーダシアンも「すごい!うちの子たち、とくにシカゴとセイントはこうはいかない」とコメント。さらに、友人でモデルのヘイリー・ビーバーも「泣いてる…素晴らしすぎる」とため息顔とハートの絵文字を連投してストーミちゃんの、しつけの良さを絶賛していた。
SNSで人気の育児チャレンジ
じつは、このテクニックはカイリーが始めたものではなく、TikTokから人気に火がついた「フルーツ・スナック・チャレンジ(#FruitSnackChallenge)」という子供の自制心を試しながら鍛えるチャレンジから派生したもの。
その名の通り、子供の大好物であるフルーツやスナック菓子を目の前に置き、「戻って来るまで食べちゃだめ」と言い聞かせてその場を去るというシンプルなもので、親がいなくなってから子供たちがどんなリアクションをするかを隠し撮りして、見事ガマンできたら成功というシンプルなチャレンジ。
一見、簡単そうに見えるものの、なかには、こっそりつまみ食いしてしまう子だってもちろんいる。
カイリーとストーミちゃんの場合は、ストーミちゃんが「ガマン、ガマン、ガマン…」と歌って忍耐強くカイリーが戻って来るのを待っていることからわかるように、普段から同じ様に、きちんと約束を守るようにしつけられていることが分かる。
ストーミちゃんのフルーツ・スナック・チャレンジ動画は記事執筆時点でインスタグラムでの再生回数が2300万回を突破しており、一時はアメリカ国内のツイッターでストーミちゃんの名前がトレンド入りしたほど。カイリー親子の挑戦により、知名度がさらにアップしたこのチャレンジは、これからますますトライする人が増えそう。(フロントロウ編集部)