Nintendo Switchの世界的大人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」専用のアマゾン(Amazon)が…!? こんなアイテムから、あんなアイテムまで。(フロントロウ編集部)

世界中で大ヒットしている「あつ森」

 任天堂が2020年3月にリリースしたNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」は、新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす人が増えていることもあって、世界中で脅威の大ヒット中。自分の島を発展させるほか、友人の島へ出かけることもできるため、コミュニケーションツールとしても人気を博している。

 “あつ森”と呼ばれて人気を博す「どうぶつの森」最新作では、家のなかだけでなく、街にも家具や遊具、噴水などのアイテムが設置できるようになったうえ、DIYで新しいアイテムを作り出すことまで可能。さらに島クリエイターとなれば、道や川、崖を造ったり壊したりまで出来るため、それはもう都市開発。細かいところまで自分の好きなようにできるため、昔からの「どうぶつの森」ユーザーも大満足の内容で、発売から約2カ月で販売本数389万本を超え、ニンテンドースイッチ向けゲームで歴代トップとなった。

「あつまれ どうぶつの森」専用のアマゾン

 そんな「あつまれ どうぶつの森」では、自分の欲しい種類や色の家具から住人まで、揃えたいと思うのが当然。しかしトレードのシステムを円滑に行なうのは、なかなか難しい。そんなフラストレーションを持ったアメリカのメリーランド州に住む25歳の青年が、友人2人と作った“あつ森専用のアマゾン”のウェブサイトが大人気となっている。

 その名も、「ヌッカゾン」。

画像: ⓒNookazon.com

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 アメリカでは、ユーザー同士がゲーム内のアイテムを物々交換できるファンサイトはいくつか存在するのだけれど、そこでのやり取りは「カオスだった」そう。そこで、ソフトウェアエンジニアであるダニエルは、自分で新しいウェブサイトを作ることにしたという。

 ダニエルは、サイトを表のように分かりやすく構成。アイテムは「服」「花」「DIYレシピ」といったようにカテゴリー分けされている。そこではアイテムの名前と画像、色などの種類が表示され、気になるアイテムをクリックすると、下にそのアイテムを売りたい/買いたいユーザーが表示されるという仕様。アイテムの出品者はその対価として、ゲーム内のお金であるベルかマイル旅行券、または欲しいものリストのアイテムと物々交換を提示できる。

 たぬきちの英語名であるトム・ヌックとアマゾンをかけたと思われるこのウェブサイトは、ダニエルが趣味で作ったサイト。しかし現在では、1日になんと1,000万ページビューを超えるため、ヌーカゾンの運営は第2の本業になっていると、ダニエルは米The Washington Postに話した。(フロントロウ編集部)

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