メイクの可能性は無限大！プロが明かす意外な使い道
普段なにげなく使っているコスメだけれど、実は本来の使い方以外にも、さまざまな使い道があるって知ってた？ とくに出張中や旅行先、忙しくて買い物に行けない時などにうっかりお気に入りのコスメを切らしたり、忘れたりして困まったという経験、誰しも1度はあるはず。
そこで、セレブ御用達のメイクアップアーティストたちが、意外と知られていない最高のテクニックを米メディアInstyleで紹介。コスメの節約やメイクの効率がアップすること間違いなし！
マスカラをアイライナー代わりに！
若手女優のヤラ・シャヒディやヴィクシーモデルのステラ・マクスウェルから指名される売れっ子メイクアップアーティストのエミリー・チェンが実践している美容テクニックが、マスカラを使ってアイライナーを引くというのも。
エミリーは「数ヶ月前にパリに行った時に、うっかりアイライナーを切らしてしまったことがあったんだけど、その時すごく急いでいたから、試しにトゥー・フェイスドのウォータープルーフマスカラをアングルブラシ（毛先が斜めにカットされたブラシ）につけて使ってみたの。そしたら、これが意外とすごく良かったのよ」 と大絶賛。
エミリーによると、アイライナーの仕上がりは“ジェルライナー”を使った時によく似ているそうで、普段使っている防水タイプのリキッドライナーよりも長持ちすると話している。
リップバームを使ってハイライト！
エミー賞にノミネートされたメイクアップアーティストのデジャ・スミスが実践している美容テクニックが、なんとリップバームを“ハイライター”として使うというもの。
デジャは「Zoomで特別な人と通話する時の“すっぴん風メイク”には、これが最高のハイライターになるの。唇につけた後に、指に残った分を眉の下と頬骨の高い部分に軽くつけることで、パッと肌に透明感を与えてくれる。おうち時間に欠かせないアイテムだわ」と明かした。
リップバームを肌に塗る場合、種類によってはベタついてしまうものもあるため、ハンドケアにも使える多機能バームを使うのがオススメ。ちなみにデジャのお気に入りは、セレブにも愛用者の多い豪コスメブランド「ルーカス ポーポー オイントメント（Lucas' Papaw Ointment）」。
フェイスオイルを髪につける！
女優のシャーリーズ・セロンやモデルのリリー・ローズ・デップを手がける人気メイクアップアーティストのケイト・リーが実践している美容テクニックが、フェイスオイルをヘアケアアイテムとして使うというもの。
ケイトは「外出自粛中の生活をよりミニマルで豊かにするために、今はメイクをお休みしているんだけれど、そのおかげで嗅覚が、私の気分に影響を与えていることがわかったの」と、ストレスを軽減するために、香りの良いシャネルのフェイシャルオイル「ユイル ドゥ ヴィザージュ」を使うようになったとコメント。
また、ケイトは、フェイシャルオイルを使っているうちに、肌を健やかにするだけでなく、ヘアケアにも効果的だと気づいたそう。ケイトは「いつものように顔やデコルテにつけた後に、手に残ったものを毛先につけると、すごく良いの」と話し、髪にツヤを与えるだけでなく、ジャスミンの優しい香りに癒されて一石二鳥だと語っている。
コスメの使い道は決してひとつではない。プロのテクニックを参考に、よりクリエイティブにメイクを楽しんでみて。（フロントロウ編集部）
