ヘザー・モリスがヌード流出騒動を振り返る
学校で目立たない生徒たちにスポットライトを当て、いじめや障がい、LGBTQ+のテーマを取り入れた大人気青春ミュージカルドラマ『glee/グリー』(以下『グリー』)。10代の若者が抱える苦悩をシリアスかつコミカルに描き社会現象を巻き起こした本作は、2015年にアメリカで放送が終了した現在も根強い人気を誇る。
その『グリー』で、メインキャラクターの1人であるブリトニーを演じてブレイクした俳優兼ダンサーのヘザー・モリスが、まだ『グリー』が放送されていた2012年に自身を襲ったヌード写真流出騒動について、自身のインスタグラムで振り返った。
「そうね、今から10年ほど前に私やほかの女優のヌード写真が流出した。“屈辱的”という言葉では済まされない出来事だった。私の体は当時も今も仕事の一部だし、みんなが私のすべてを見たんじゃないかと思ったら、普通に仕事に行くことすらできないと感じた。(共演者から嫌味を言われたせいで、余計に仕事へ行きにくくなった)
奈落の底に突き落とされたあと、私は2児の母になった。今日までずっと、自分の見せ方に細心の注意を払ってきたし、未だにきわどい格好をすることに抵抗がある。でも、小枝のように細くなったり、特定の体重や体形、サイズになったりしなきゃいけないというプレッシャーからは解放された。(何があろうと私の体は美しいと思えるようになったの)
隔離生活中にバリーズ(・ブートキャンプ)の30日間のプログラムに挑戦したんだけど、そのおかげか、ここ10年で1番いい気分。ものすごく辛くて大変な挑戦だったけど…。とりあえず、自分のことを恥じるのはやめて、自信を持ちたいなら自分を鼓舞して頑張ろう。いいわね? 以上!」
人物名や悪口の具体的な内容までは明かさなかったが、『グリー』の共演者から騒動に関して傷つくようなことを言われたことを告白。そのせいで余計に仕事へ行き辛くなったことなどを明かした。
『グリー』に出演していた当時、ヘザーはディアナ・アグロン演じるクイン、ナヤ・リヴェラ演じるサンタナ、そしてブリトニーの3人から成る「チア3人娘」の1人として、多くのファンから愛される存在だった。しかし、違法なハッキングによるヌード流出騒動によって、自身を取り巻く環境や状況が一変。
『グリー』の出演者たちは非常に仲が良いことで知られており、ヘザーも一部のキャストとは交流が続いているようだが、なかにはソリが合わない人物もいたということなのかもしれない。ちなみに、今回のヘザーの投稿に、サンタナ役のナヤとティナ役のジェナ・アウシュコウィッツがコメントを寄せていた。(フロントロウ編集部)