緊張感と安心感の連続で、見始めると止まらない「医療系」ドラマ。世界中で数多く制作されている医療現場を扱ったドラマを、最新のものから有名作品まで幅広くご紹介!(フロントロウ編集部)

『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』

 2005年から続く長寿シリーズの『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』。シアトルにある大病院で働く外科医たちを、仕事に恋に人生に、様々な角度から描き出した傑作。本作は現在シーズン16が日本放送中。アメリカ本国での人気は凄まじく、主人公メレディス役を務めるエレン・ポンピオのギャラは、1話につき約6,300万円(57万5千ドル)以上だという。


『シカゴ・メッド』

 大人気『シカゴ』シリーズの医療現場にフォーカスした作品。シカゴにある総合病院で働く様々な科の医師たちの緊迫した現場をかいま見ることができる。『シカゴ』シリーズには他に『シカゴ・ファイア』『シカゴP.D.』があり、『シカゴ・ファイア』の消防士がレスキューをし、現場の混乱を収めるため『シカゴP.D.』の警察官が現れ、被害者を運んだ先の病院で『シカゴ・メッド』の医師が治療にあたるというワクワク感満載のクロスオーバーが見られることも魅力の一つ。


『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』

 第二次世界大戦後の痛ましい痕跡が残るロンドンの下町を舞台に、若い助産婦(=ミッドワイフ)たちの生き様を描く『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』。イギリスの放送局BBCが制作にあたっているハートウォーミングな本作は、2012年に放送が開始され、現在も続いている。様々な家庭環境や境遇にある人々の出産に立ち会う姿は、涙なしには観られない! 現代のように衛生環境が整っていない中で生まれてくる命に感謝したくなる。


『メディカル・ポリス』

 Netflixオリジナルの『メディカル・ポリス』は、異色の医療コメディドラマ。2020年1月に配信が始まった本作は、ウイルス感染により大混乱に陥る小児科医たちの姿を描いている。とはいえ、映画『コンテイジョン』のように現実に即したシリアスさがあるわけではなく、おかしな方向に全力でふざけている。基本的には、謎の病気の原因を探る医師の奮闘ストーリー。1話20分程度なので、その目で確かめて。


『ナイトシフト 真夜中の救命医』

 『ナイトシフト 真夜中の救命医』は、2014年から2017年まで放送されていた医療ドラマ。登場人物は「元軍医」。テキサス州のサンアントニオ記念病院を舞台に、一刻を争う命のやりとりを見せてくれる。医師や看護師のほとんどが従軍経験を持つという設定のため、時には戦場で行なわれている緊急治療をすることも。4シーズンで完結しているため、イッキ見もお勧めしたい1作。


『レジデント 型破りな天才研修医』

 現代医療の問題点や腐敗を描いた『レジデント 型破りな天才研修医』は、2018年に放送が始まったダークなメディカルドラマ。「"正義"なのか? “ビジネス”なのか⁉」というキャッチコピーのもと、最先端の医療設備が揃っているセレブ病院に天才研修医がメスを入れる。ちなみに本作の主人公を演じているのはドラマ『グッド・ワイフ』のマット・クズチュリー。


『ER緊急救命室』

 言わずと知れた医療ドラマの王道『ER緊急救命室』。1994年に始まり、シーズン15まで続いた本作は、大病院の救急救命室で働く医師や看護師の日常をリアルに描いており、現在でも多くのファンによって愛され続けている。毎回ちょっと寂しげな終わり方をするのが特徴で、そこになんとも言えない味がある。

 「医療系」ドラマはこの他にもたくさん。長いシリーズを楽しみたい人も、ササっと見られる軽い話が好きな人も、自分に合った作品を探してみては?(フロントロウ編集部)

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