大人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズで破壊された車の台数は一体何台?(フロントロウ編集部)

ド派手なカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズ

 『ワイルド・スピード』は2001年から続く人気カーアクション映画で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれている。

画像1: ©︎UNIVERSAL PICTURES

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 9作目にあたる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は予告編が公開されるとわずか24時間で5億回の再生回数を突破。2020年5月の公開を予定していたものの、新型コロナウイルス流行の影響により、公開日が2021年に延期となった。

 本作は、大迫力のカーアクションが魅力のひとつ。シリーズの序盤ではストリートレース用にチューニングされた車が大きく宙を舞い、シリーズ後半に近づくにつれ、スーパーカーや高級車が派手に爆発。順を追うごとに激しくなる「車の破壊」シーンは、毎回限界を超えていくことで知られている。

 そんな『ワイスピ』シリーズで破壊された車の台数が驚き!

『ワイスピ』で大破した車の数がすごい

 保険会社は、損失額を判定する保険経理士のトレーニングとして『ワイスピ』のようなアクション大作シリーズを使うことがよくあるそうで、イギリスの保険情報サイトInsure the Gapは、『ワイスピ』で破壊された車の台数を計算した。現在分かっている破壊数は、以下の通り。

『ワイルド・スピード』78台
『ワイルド・スピードX2』130台
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』249台
『ワイルド・スピード MAX』190台
『ワイルド・スピード MEGA MAX』260台
『ワイルド・スピード EURO MISSION』350台
『ワイルド・スピード SKY MISSION』230台

 この台数を合計するとなんとその数1,487台!この保険会社の計算には8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』の台数は含まれていなかったけれど、米CNBCによると、『ICE BREAK』で使われた車は300台以上だったという。

 ちなみにシリーズの中で1番高級だった車はアラブ首長国連邦の自動車メーカーのWモーターズが販売しているライカン ハイパースポーツという車で、その価格はなんと約3億8,500万円(350万ドル)。もちろんこの高級車も破壊済み。

『ワイスピ』シリーズで1番車を壊した「破壊王」

 こうなると気になるのは全体の損失額。米CNBCの報告によると、7作品目までの損失額の合計は579億円にものぼる(5億2,700万ドル)という。ちなみに、シリーズの中で1番車を壊している「破壊王」はジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウで、その額なんと約195億円(1億4,800万ポンド)。2番目に破壊数が多いのはヴィン・ディーゼル演じる主人公ドムの約74億円(5,600万ポンド)なので、デッカードの破壊数は主人公の2倍以上ということになる。

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 総額約600億円という凄まじい損失額にもかかわらず、ド派手なアクションの効果もあってか、『ワイスピ』は今や1作品でその倍の興行収入を稼いでしまえるほどの人気作品に。8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』の興行収入は、なんと1,359億6千万円(12.36億ドル)だった。そして、スピンオフを除いた8作品の累計興行収入は、なんと5,400億円を突破している。

 2021年公開の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、一体どんな高級車が潔く破壊されてしまうのだろうか。(フロントロウ編集部)

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