トム・クルーズが主演を務める映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作がなぜ2部構成になったかを同作シリーズに長年出演する俳優のサイモン・ペッグが明かした。(フロントロウ編集部)

『ミッション:インポッシブル』最新作がなぜ2部構成になったのか?

 1996年に1作目が公開されて以来、主演を務めるトム・クルーズの体を張ったアクションが毎回大きな話題を呼んでいる、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。2018年に公開された『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で6作目となった同シリーズは、最新作が公開されるはずだったが、撮影場所が新型コロナウイルスの感染者が多かったイタリアだったため、撮影は中断され、公開は延期を余儀なくされた。

 いまだ撮影再開の目処が経っていない『ミッション:インポッシブル』シリーズだけれど、最新作では新たな挑戦を行なう。それは、2年連続で最新作を公開するということ。これまで同作は早くても続編が公開されるまでに約3年はかかっていたけれど、今回はかなり短いスパンで2作を公開。じつは最新シリーズは、2部作となっているようで、なぜ1作にまとめず2部作になったのかを長年『ミッション:インポッシブル』シリーズでベンジー役を演じるサイモン・ペッグが米Colliderで答えた。

画像1: 『ミッション:インポッシブル』最新作がなぜ2部構成になったのか?

 サイモンと監督のクリストファー・マッカリーは、作品の制作がスタートする前にディナーへ行くのが恒例となっているようで、そこでは映画の全貌が明かされるという。そしてなぜ今回は異例の2部作になったのかというと、サイモンは「2部作にした理由は、感情の変化をしっかりと表現し、複雑な感情を持つキャラクターの物語を表現したいと彼(クリストファー監督)が思ったからだ。だから、すべてを1つに詰め込むのではなく、2つで作ろうとしているんだ」と明かし、今までよりキャラクター個々の感情的な部分が映画に反映されていることを示唆した。

 さらにサイモンは主演のトムとの共演についても語っており、「いつも楽しいよ。彼は素晴らしい寛大なパフォーマーだ。みんなのことをいつも気にかけてくれるんだ。彼はいつもモニターのあたりをブラついていて、(トムは)飛行機からぶら下がるシーンを終えた後、たいして怖くない殴り合いのシーンを撮影していた僕のことを心配してくれるんだ」と、トムは現場でかなり周りの人に気を配っているよう。

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 トムの盛大なアクションシーンだけでなく、裏での気配りもあり長年続いている『ミッション:インポッシブル』シリーズ。公開は延期になってしまったものの、続編にも大きな期待がかかっている。(フロントロウ編集部)

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