カーリー・レイ・ジェプセンがサプライズでアルバムをリリース
2019年に、自身4作目となるアルバム『デディケイティッド(Dedicated)』をリリースし、東京・名古屋・福岡・大阪・仙台の5都市を周る来日公演を成功させたシンガーのカーリー・レイ・ジェプセン。カーリーは、『デディケイティッド』のリリース1周年を記念し、同作品に収録しきれなかった全曲未発表作品で構成されるB面アルバム『デディケイティッド・サイドB』をサプライズ・リリース。
実はアルバムがリリースされる数日前に一部ファンたちの間では、このB面アルバムがリリースされるのではと噂されており、そのウワサが現実的なものに。カーリーもこのウワサを知っていたようで、「最近ウワサが回ってたみたいだけど、やっぱり私に隠し事はできないみたい。『デディケイティッド』のB面がリリースされたの、みんな早く聴いてみてね。アルバムを聴いてズボンが脱げちゃうくらい踊ってほしい!去年のツアー中、私と一緒に素敵な時を過ごしに来てくれたみんなには本当に感謝してる。何か恩返しをしなくちゃね…今回はアルバム二枚で許して;) 念のために伝えておくと、みんなのことが大好きよ」とプレスリリースで明かした。
今回サプライズでリリースされた『デディケイティッド・サイドB』には、これまでにテイラー・スウィフト、ロード、ラナ・デル・レイなどの実力派シンガーたちのプロダクションに携わってきた敏腕プロデューサー兼シンガー・ソングライターのジャック・アントノフ、さらにマドンナやアデルなどの作品のプロデュースに携わったアリエル・レヒトシェイドなどの豪華メンバーが参加しており、かなり完成度が高い1枚に。
また、同アルバムに収録されている「ディス・ラヴ・イズント・クレイジー」をレコーディングした際の映像で作られたリリックビデオも同時公開された。
カーリーがB面アルバムをリリースしたのは今回が2度目で、2015年にリリースしたアルバム『エモーション』のB面集『エモーション・サイドB』を2016年にもリリースしている。ソングライターとしての才能が高く評価されているカーリーは、新作アルバムに取り掛かる際に何百という楽曲をいつも書いていることで知られており、こうしてサイドBという形で、彼女が世に送り出すことができなかった楽曲の一部を聴くことができるのは、ファンにとってもかなり嬉しい出来事。
『デディケイティッド・サイドB』の国内盤CDは6月17日(水)に発売が予定されており、こちらにはボーナストラック2曲が収録される。(フロントロウ編集部)