スヌープ・ドッグが『アナ雪』の主題歌を聴く
若い世代のラッパーに影響を与え、ヒップホップ界の重鎮として君臨し続けるスヌープ・ドッグ。近年では料理本を出すなど、音楽界以外での活動も行なっているスヌープも今は新型コロナウイルスのため、外出自粛を余儀なくされている。しかし、この外出自粛期間中にも外出したい気持ちを歌った新曲「アイ・ワナ・ゴー・アウトサイド」をリリース。MVでは、自宅のソファーに横たわりテレビを見る姿や、ロサンゼルス・レイカーズの服に身を包みながら自宅のバスケットボールコートで遊んでいる姿など、自粛生活中のスヌープの様子が収められている。
そんなほとんどの時間を自宅で過ごしているスヌープが、音楽を聴きながらクルマに乗ってリラックスしている様子を自身のインスタグラムにアップ。その時スヌープが車内で聴いていた楽曲が大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌である「レット・イット・ゴー」という、スヌープからは想像も出来ない音楽だったため、驚きを隠せないファンが続出。
そしてスヌープは「クルマにただ座って『レット・イット・ゴー』を聴いているんだ」とカメラ越しに話しかけ、「もうすぐ外に出られるよ」と、たったひと言だけれど自粛生活でストレスがたまる人たちを勇気づけた。
イディナ・メンゼルがまさかの反応
そして、スヌープがファンを驚かせた数日後、次は「レット・イット・ゴー」を歌うエルサ役の声優を務めたイディナ・メンゼルが、この時のお返しと言わんばかりに、自身がクルマの中でスヌープの楽曲「ドロップ・イット・ライク・イッツ・ホット」を聴いている姿をSNSにアップ。そしてイディナも動画で「もうすぐ外に出られるわ」と語り、その投稿に「ドロップ・イット・ライク・イッツ・ハードだったと思っていたのに。毎日何か新しいことを学ぶね」と、タイトルを勘違いしていたというお茶目なコメントをつけてスヌープ宛にメッセージを送った。
2人は直接的にはやり取りはしていないものの、音楽を通して交流し、アーティストならではの方法で自粛生活を頑張るファンを勇気づけた。(フロントロウ編集部)