アリアナ・グランデがプラカードを掲げて猛抗議
米現地時間5月25日、アメリカのミネソタ州ミネアポリスで白人の元警察官(※)デレク・ショービン容疑者に首元を押さえつけられたことにより、黒人男性のジョージ・フロイドが死亡する事件が発生したことをうけて、全米各地で人種差別に抗議し、事件に関わった警官たちに厳重な処罰を求める住民による抗議活動が激化するなか、つい先日、ロサンゼルスで行われた大規模な抗議デモにシンガーのアリアナ・グランデも参加していたことがわかった。
※事件後に懲戒免職となり、第3級殺人と第2級故殺の疑いで逮捕・起訴された。
事件発生直後に自身のSNSで、「#Black Lives Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)特定の警察官を逮捕することだけが正義じゃない。これを許してしまった体系を解体させることこそが正義。#ジョージ・フロイドに正義を」と訴えていたアリアナは、後日、ツイッターにほかの抗議デモ参加者とともにロサンゼルス市内を練り歩く様子を撮影した写真をアップし、「昨日、何時間も何マイルもかけて平和な抗議活動が行われたけど、ほとんど報道されなかった。私たちはビバリーヒルズからウェストハリウッドにかけて声を上げながら練り歩き、車でその横を通りかかった人たちがクラクションを鳴らして応援してくれた。私たちは情熱と愛を持って大声を上げた。どうかこの話もちゃんと伝えてちょうだい。#Black Lives Matter」とコメント。
hours and miles of peaceful protesting yesterday that got little to no coverage.
— Ariana Grande (@ArianaGrande) May 31, 2020
all throughout beverly hills and west hollywood we chanted, people beeped and cheered along.
we were passionate, we were loud, we were loving.
cover this too please. #BLACKLIVESMATTER https://t.co/vD90CEtF94 pic.twitter.com/GZ6uKDfPM7
さらに、別のツイートでは、「活発に活動し、活力を維持し、共有することを続け、学ぶことをやめない。みんなに“強さ”を送るわ。今日、抗議デモに参加している人たちはどうか安全にね」と、同様に抗議デモに参加する人たちや、抗議デモに参加せずとも“同じ思い”を内に秘める人たちに向けてメッセージとエールを送った。
抗議デモには、アリアナの新恋人とウワサされる不動産エージェントのダルトン・ゴメスも一緒に参加していたようで、アリアナの友人ダグ・ミドルブルックが自身のインスタグラムのストーリーにアップした写真には、新型コロナウイルス感染防止のためにマスク姿で手にプラカードを持ってデモに参加するアリアナとダルトンの姿が写っていた。
ちなみに、アリアナのほかにも、ホールジーやヤングブラッド、ティナーシェ、マシン・ガン・ケリーら多くのアーティストが今回ロサンゼルスで開催された抗議デモに参加していた模様。(フロントロウ編集部)