ユニバーサル・スタジオ・フロリダが約3ヵ月ぶりに営業を再開も、新型コロナウイルスの感染予防対策であの人気キャラクターの“見た目”に変化が。(フロントロウ編集部)

米ユニバが営業再開で人気キャラも“コロナ対策”

 米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダが、約3ヵ月ぶりに営業を再開した。同パークと、同じくユニバーサル・オーランド・リゾート内にあるアイランズ・オブ・アドベンチャーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために3月の初めから臨時休園をしていたが、フロリダ州からゴーサインが出たことを受けて、万全の対策を取ったうえで再オープンに踏み切った。

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 入場者数の制限や入園前の検温、従業員とゲストへのマスク着用の義務化、アルコール消毒液の設置など、安心・安全に遊べるように様々な感染予防対策が取られるなか、パークを代表するあの人気キャラクターの“見た目”にも変化が。

 そのキャラクターとは、映画『シュレック』シリーズのフィオナ姫。本来のフィオナ姫はマスクをしていないが、この日、約3ヵ月ぶりにゲストの前に姿を現したフィオナ姫は布製のマスク姿だった。

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 顔の半分がマスクで隠れてしまっているのはファンとしては残念だが、スパイダーマンのように元々顔全体を覆うマスクをかぶっているキャラクターや、エルモなどの着ぐるみ系のキャラクターと比較して、素顔を晒しているフィオナ姫は感染リスクが高いことを考えるといたしかたない。人気キャラクターのこうした変化は、マスク着用の重要性を訴える意味でも大きな役割を担っているとして、ゲストの反応も上々だった。

 また、ユニバーサル・スタジオ・フロリダでは、キャラクターのマスク着用以外に、全世界共通の認識になりつつある「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」の確保も徹底しており、普段はぴったりと寄り添っていることが多いフィオナ姫とシュレックも、この日はちゃんと2メートルの間隔をあけて立っていた。

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 ちなみに、感染予防の観点から、当面のあいだ、キャラクターとの触れ合い(グリーティング)は中止となっており、ソーシャル・ディスタンスを確保した状態での写真撮影のみが可能となっている。(フロントロウ編集部)

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