映画『トワイライト』シリーズでジェシカ・スタンリーを演じたアナ・ケンドリックが、1作目の撮影現場で“物騒なこと”を思っていたことを告白した。(フロントロウ編集部)

『トワイライト』に出演していたアナ・ケンドリック

 中高生から絶大な人気を博し、シリーズ5作品が2008年から2012年にかけて公開された映画『トワイライト』。人間のベラとヴァンパイアのエドワードのロマンスを描いた今作では多くのヴァンパイアキャラクターや、人狼キャラクターが登場したけれど、もちろん人間のキャラクターも。

 ベラの同級生ジェシカ・スタンリーは、おしゃべり好きな高校生。作品では端役だけれど、ファンの記憶に残る存在感があった。そんなジェシカを演じたアナ・ケンドリックといえば、『トワイライト』の後には『マイレージ、マイライフ』や『イントゥ・ザ・ウッズ』に出演し、『ピッチ・パーフェクト』シリーズの主演を務めるなど、かなりの人気俳優に成長している。

画像: 『トワイライト』に出演していたアナ・ケンドリック

アナ・ケンドリック、霧の街での思い出

 今では中堅俳優となったアナだけれど、10年以上前の『トワイライト〜初恋〜』の撮影では、気分がかなり荒ぶった日もあったよう。霧の街フォークスの撮影の思い出を米Vanity Fairで明かした。

「最初の映画はオレゴン州のポートランドで撮影したんだけど、すっごく寒くてみじめだったのは覚えてる。(履いていたスニーカーの)コンバースは完全にずぶ濡れで、こんな感じだった。『このグループがどれだけ最高で、別の時期に出会ってても友達になったと思う。でもみんなを殺したい』」

 なんと、霧の街らしい寒さの中での撮影が辛すぎて、かなり暗い気持ちになったことをジョーク交じりに話したアナ。さらにその環境は、少し不思議なカタチでの絆を生んだとも語った。

「でもそれが絆のようなものでもあったんだよね。そーゆーのってあるよね。トラウマになるような出来事を乗り越えて、みたいなやつ。人質になった人達が生還したようなやつ」

画像: ⓒSUMMIT ENTERTAINMENT / Album/Newscom

ⓒSUMMIT ENTERTAINMENT / Album/Newscom

クリステン・スチュワートと仲の良いアナ

 5年にわたって続いた『トワイライト』シリーズで、アップダウンもありながらも共演者同士で絆を育んだというアナ。そんな彼女には、唯一できる物まねがある。それは、ベラを演じたクリステン・スチュワートの話し方の物まね!

 クリステンの目の前で、本人の物まねをするという強気なこともやってのけたことがあるというアナは、米トーク番組『The Tonight Show(原題)』に出演した際に、クリステンのお墨つきの物まねを披露している。

(フロントロウ編集部)

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