仲間から可愛がられているトム・ホランド
MCU映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』シリーズ、そして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などでスパイダーマンを演じたトム・ホランドは、他のキャストメンバーから可愛い弟のような、息子のような扱いをされていることでも有名。
とくに『アベンジャーズ』シリーズでお馴染みのサム役アンソニー・マッキーと、『キャプテン・アメリカ』シリーズのバッキー役であるセバスチャン・スタンの2人から、会うたびにちょっかいを出されている。
トムとスタン・リーが初対面した時にも
そんな愛されキャラのトムがまとうオーラは、アメコミの巨匠スタン・リーが彼と初対面した際に、トムを初っ端からイジるという出来事を引き起こしたほどだった。MCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手掛けてきたジェームズ・ガン監督が先日、自身のインスタグラムでファンからの質問を募集。「スタンに関する逸話で、よく思い出すものはありますか?」と聞かれた監督が、こんな思い出を明かした。
「トム・ホランドがスパイダーマン役に採用された直後にスタンをトムに紹介したんだよね。そしてスタンはトムにこう言ったんだ。『イエス、そうだろうね!みんなが君は素晴らしいと言うのを聞いているよ!個人的には、そうは見えないけどね!』。僕たちはみんなで死ぬほど笑ったよ」
スタン・リーとトム・ホランド。
トムのスパイディはスタン・リーのお墨つき
初めて会った瞬間に、あのスタン・リーにさえもイジられてしまったトム。しかし、もちろんスタンは本心でこれを言ったわけではなく、2018年にはこんなツイートをしている。
「トム・ホランドは、素晴らしいスパイダーマンだと思っているよ。彼は、私が最初にスパイダーマンを描いた時に思い描いていたのと完璧に同じ身長と年齢なんだ」
トムのスパイダーマンといえば、そのキャラクターや身体能力から、歴代のスパイダーマンのなかでも人気の1人。スタンもまた、トムのことを評価していた。そんなスタンが亡くなった時にトムは、「何百万人もの人がこの人に感謝しているし、僕もその1人にすぎない。マーベルの父は多くの人々を幸せにした。なんて素晴らしい人生と功績だったんだ。スタン、安らかに眠ってください」とコメントし、追悼の意を表している。(フロントロウ編集部)