エド・ウェストウィックが明かしたまさかのプロジェクト
今も世界中で根強い人気を誇るドラマ『ゴシップガール』でチャック・バスを演じたエド・ウェストウィックは、自身のSNSに「君たちにちょっとしたものを持ってきたよ…明日の午後1時にね。ヒントは…xoxo」とのキャプションと一緒に「XOXO」と描かれた画像を投稿したことがきっかけで、2021年に配信される『ゴシップガール』のリブート版へ出演するというウワサが浮上。
エドが「xoxo」とゴシップガールの名台詞を使ったため、エドのSNSには、「チャック・バスが帰ってくるの?」や「おかえり!」とのコメントが殺到し、誰もが『ゴシップガール』のリブート版への出演を疑わなかったけれど、一夜明け、エドがついに前日の投稿の答えを明かした。
多くの人が待ち望んだエドの答えは、なんと『ゴシップガール』のリブート版への出演ではなく、人種差別問題と闘うチャリティ団体のために「XOXO」というデザインのチャリティマスクを発売するということ。本人は『ゴシップガール』に復帰するとは言っていなかったけれど、xoxoという『ゴシップガール』の代名詞とも言える言葉を使い、匂わせていただけに、このまさかのオチに愕然とする人も。
しかもこのマスクが売られているショップは、チャック・バス・ストアという名前。エドのSNSには、彼のこの行為を、『ゴシップガール』に便乗しているととらえた一部のファンから「あなたにはがっかりした」や「あなたに無駄な時間を使ってしまった」「これってジョークでしょ?」などと批判的な声が集まり、エドを守りたいファンとの対立も見られた。
エドはファンからの批判の声が大きかったことを受け、「KickItOutへの寄付金集めを目的とした僕のコレクションに対する予告に気分を害している人々へ。ぜひ、このチャリティのミッションや、彼らが誰を助けようとしているか、人種差別や不平等な扱いと闘うために彼らの活動がどれほどのインパクトを与えているかを知って欲しい」「『ゴシップガール』のリブートは良い気晴らしになるかもしれないけれど、今は気をそらす時ではない。目前の問題に焦点を当て、それが小さなことだとしても、できる限りのことを行なうことが重要だ」と自身のイスタグラムのストーリーズで説明した。
過去の英Radio Times誌のインタビューでもエドは、『ゴシップガール』の続編について「最近『ギルモア・ガールズ』みたいに、過去の大作ドラマの続編がたくさん出て、話題になっているのはわかっているよ。でも僕はこういう続編は変だと思うんだ。もう終わった話だし、僕自身もまだ『ゴシップガール』の続編に出演すべきタイミングではないと感じている」と語っているだけに、今後も『ゴシップガール』のリブート版への出演はなさそうな予感。(フロントロウ編集部)