カニエがスキンケア事業に乗り出すと報道
カニエ・ウェストがスキンケア事業に乗り出す可能性が報じられている。米TMZによれば、カニエは自身のファッションブランドYeezyの事業を拡大する申請をしたという。
報道によれば、カニエは今回新たにYeezy名義でのビューティ用品やスキンケア用品の特許を申請。これらはメイク用品や、つけまつげ、フェイシャルマスク、マニキュア、保湿クリーム、バスジェル、ボディオイル、シェービングクリーム、ヘアケア用品、香水のほか、歯磨き粉やデオドラントといった衛生用品などのアイテムに適用されるとTMZは報じている。現時点でカニエからのコメントは発表されていない。
カニエは以前にもコスメブランドを立ち上げようとしており、2017年には母親であるドンダ・ウェストの名前を冠したDONDAという名前でコスメブランドを始動させることを目指していたものの、こちらは実現しなかった。
スキンケア事業に乗り出している家族
カニエがスキンケア事業を発表する具体的な時期については明らかになっていないものの、彼の妻であるキム・カーダシアンや、その妹のカイリー・ジェンナーらは既にスキンケア事業で大きな成功を収めている。
キムが2017年にKKWビューティー(KKW Beauty)を立ち上げているほか、カイリーは18歳だった2015年に「カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)」を立ち上げている。また、キムの妹であるクロエは「カイリー・コスメティクス」より自身の「ココ・コレクション(Koko Kollection)」を発表している。
とりわけ、カイリーは「カイリー・コスメティクス」を世界有数のコスメブランドに成長させることに成功しており、先日、年収約640億円(5億9,000万ドル)を稼ぎ出したことが発表されて、米経済誌フォーブスが発表した2020年度版「世界で最も稼ぐセレブ」ランキングの1位に輝いている。
Yeezyが成功を収めているカニエ
プロデューサーとしてキャリアをスタートし、その後ラッパーとして音楽業界で大成功を収めたカニエは、自身のブランドYeezyでも大きな成功を収めている。
フォーブスは今年4月、カニエの総資産が10億ドル(約1,100億円)を突破したことを認めて、彼をビリオネアに認定している。フォーブスは彼の総資産を12億6,000ドル(約1,380億円)と算出しており、Yeezyでの資産がそのほとんどを占めていると評価している。
いずれにせよ、カニエがスキンケア事業に乗り出すとなれば、大きな関心が寄せられることは必至。キムやカイリーらと共に、スキンケア業界を引っ張っていく存在として一家にさらに注目が集まりそう。(フロントロウ編集部)