カーディ・Bの巨大タトゥーが進化
セレブの最新のタトゥートレンドと言えば、繊細でさりげないデザインのものが主流。でも、ド派手で煌びやかなファッションを好むラッパーのカーディ・Bは、ちまちましたタトゥーなんてつまらないとでも言わんばかりに、つい最近も背中の上部からお尻、左脚にかけて巨大でカラフルな花と蝶のモチーフをゲットしたばかり。
新型コロナウイルスの世界的感染拡大が深刻化する以前から、ご指名タトゥーアーティストのジェイミー・シーンにお願いして彫ってもらっていたというこの巨大タトゥーは、完成に数カ月間を要したというけれど、カーディは、外出自粛中の余暇を利用して、さらにジェイミーに仕事を依頼。
今度は、約10年前に入れたという、右のお尻から太ももにかけて彫られている孔雀のタトゥーをアップグレードした。
「10年越しに孔雀のタトゥーを進化させたの。今週1週間は、タトゥーを入れるために何時間も痛みに耐えてた」と、完成まで約1週間を要したという孔雀のタトゥーのビフォー&アフターの写真を公開したカーディ。
仕上がり後のデザインは、孔雀の羽一枚一枚の細部まで精巧に描かれているだけでなく、蓮の花や蝶がプラスされたり、背景や周囲に舞う花もグレードアップされるなど、圧巻の仕上がりに。体の左側に入っている、巨大な花のタトゥーとも調和したデザインに生まれ変わった。
彫り師のジェイミーがインスタグラムを通じて明かしたところによると、カーディは7日間毎日施術を受けていたそう。ジェイミーもカーディの「強さと決断力には感銘を受けた」、「7日間連続でタトゥーを入れ続けるなんて、ただ事じゃない」と、痛みに耐え続けたカーディの我慢強さに感心していた。
タトゥー愛好家のための情報サイトAuthority Tattooでは、タトゥーのサイズやデザインにもよるが、1つのタトゥーを入れてから、また別のタトゥーを入れるまでには、最低でも2~3週間は待ったほうが良いと薦めている。
その理由には、施術により傷ついた皮膚が回復するのに2~3週間ほどかかるためや、細菌感染などを防ぐために免疫力が回復するのを待つべきといった懸念も含まれる。
タトゥー慣れしているカーディは、巨大なタトゥーを短期間に2つも“一気彫り”するという手段に出たが、これは特殊な例と考え、マネはしないほうが良さそう。(フロントロウ編集部)