2022年公開予定のDC映画『ザ・フラッシュ』のバットマン/ブルース・ウェイン役に、1989年の映画『バットマン』で主演を務めたマイケル・キートンが起用される可能性が報じられている。(フロントロウ編集部)

マイケル・キートンが再びバットマンに?

 エズラ・ミラー主演のDC映画『ザ・フラッシュ』に登場するバットマン/ブルース・ウェイン役として、マイケル・キートンが交渉中であることを、米Hollywood Reporterなどが報じている。

 マイケルといえば、1989年にティム・バートン監督が手掛けた『バットマン』と、その3年後に公開された続編『バットマン リターンズ』でバットマンを演じている。マイケルの後には、クリスチャン・ベールやヴァル・キルマー、ベン・アフレックなどがバットマンを演じてきたけれど、キートン版バットマンも今なおファンが多く、ふたたびマイケルがバットマンとして戻ってくることがあれば、DCEUファン以外の映画ファンからも大きな注目を集めることになる。

 また、DCEU作品である『ザ・フラッシュ』にバットマンとしての出演が決まれば、今後は別のDCEU作品にも登場する可能性が浮上する。

画像: マイケル・キートンが再びバットマンに?

 マイケルが主演し、第87回アカデミー賞作品賞に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』では、彼が演じたリーガン・トムソンは過去にスーパーヒーローを演じた落ち目の俳優という役柄で、実際にバットマンを演じたマイケルを彷彿とさせることでも話題となった。本作でマイケルは、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

 マイケルが31年前に主演した『バットマン』では、オスカー俳優であったジャック・ニコルソンをジョーカー役に起用し、映画作品としての質を高めたことでも評価されている。その演技力に磨きがかかったマイケルがふたたびバットマンを演じることになるのか、続報が待たれる。

 2022年6月3日全米公開予定の『ザ・フラッシュ』は、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズを手掛けたアンディ・ムスキエティ監督、そして『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』や『バンブルビー』の脚本家クリスティーナ・ホドソンが手掛ける。

 また、現在はロバート・パティンソン主演のマット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』が制作中だが、今作はDCEU作品とは異なるため、影響はないと見られている。(フロントロウ編集部)

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