テカシが念願の1位獲得
6月27日付の最新の全米シングルチャートが発表され、テカシ・シックスナインとニッキー・ミナージュのコラボ曲「トロールズ(Trollz)」が1位を獲得した。
これまでのテカシの同チャートでの最高順位は、2018年にリリースされた同じくニッキーが参加した「FEFE(フィフィ)」と、今年リリースした「Gooba(グーバ)」で獲得した3位だった。1位の獲得は彼にとって初めてとなっている。テカシは「グーバ」で3位を獲得した際、その週に「スタック・ウィズ・ユー(Stuck with U)」で1位を獲得したジャスティン・ビーバーとアリアナ・グランデに対して「チャート1位を金で買った」と批判するなど、1位の獲得に執念を燃やしていた。
一方、ニッキーは今年5月、リミックスに参加したドージャ・キャットのシングル「セイ・ソー(Say So)」で全米シングルチャートの首位を獲得。これはニッキーにとって同チャートへの109曲目のエントリーで初めて達成した首位となっていて、ニッキーは全米シングルチャート史上、首位を獲得するまでに最も時間を要したアーティストになった。今回、ニッキーは「トロールズ」で自身2度目となる首位を獲得したことになる。
米Billboardによれば、「トロールズ」は1週間で11万6,000枚のセールスを記録。これは今年リリースされたシングルで最高の数字だという。2人はオリジナル曲と合わせて、「トロールズ」の別バージョンの音源もリリースしており、こちらのセールスも1位獲得に貢献した。
ヘイターたちに勝利を宣言
テカシは念願の1位獲得を受けて、シャンパンファイトで祝福している動画を自身のInstagramに投稿。「俺を排除することはできない!そう言ったよな!」と綴った上で、ギャングとの関連など、自身の素行が問題視されて一部のラジオで楽曲がかからなかったり、ストリーミングサービスの公式プレイリストに選出されなかったりしたことをあげながら次のように続けている。
「アイツらは他の奴の曲を猛プッシュしたのにな。世界にお前らがした仕打ちを教えてやれよ!俺を排除することはできない、あまりにビッグなスターだからな」とテカシ。もちろんと言うべきか、彼は「ヘイター(Hater/嫌う人・批判する人)」たちにも言及していて、ファンへの感謝を綴った上で、次のように続けている。「ヘイターども、この動画を100万回観てろよ。何とでも言え、俺は1位だし、お前らはそれを奪えないんだ。俺は音楽業界に歯向かって、勝利したんだよ!」
テカシは続けて「ニッキー、俺たちはマジのモンスターだよ。愛してる、ママ」とニッキーへの感謝を綴り、投稿を締めくくった。(フロントロウ編集部)