カーディ・Bが「終わった」トレンドに怒り
日本語に訳すと「カーディ・Bは終わった」という意味の「Cardi B Is Over Party」や「Cardi B Is Canceled」といったハッシュタグが、一時、ツイッターでトレンド入りしたことを受けて、人気ラパーのカーディ・Bがきっかけとなったインスタグラムアカウントは「偽物」だコメント。自身のことを陥れようとした“輩”への怒りを爆発させた。
カーディがプライベートで使用しているSNSのアカウント、いわゆる“裏アカ”で、過去に大バトルを繰り広げたことで知られるニッキー・ミナージュや、ニッキーと親しくするシンガーのアリアナ・グランデといった、ほかのアーティストの悪口を書き込んでいたことがバレたことが理由で「終わった」と言われてしまったカーディ。しかし、じつはこの裏アカはまったくの偽物だったことが明らかに。
Girl lies that these weird people trying to do . https://t.co/6slh0KjN9h pic.twitter.com/VWuzGy4gcc
— iamcardib (@iamcardib) June 25, 2020
カーディは、自身のツイッターで「朝起きたら『カーディ・Bは終わった』っていうのがトレンド入りしてるのを見たんだけど…ある輩が勝手に編集して作った、偽物のインスタグラムアカウントが存在するみたいだね」と言うと、続けて「コイツら、私のことを15歳だと思ってんのかな。リル・キムに私の専属ヘアスタイリスト、専属メイクアップアーティスト、それから私の妹がこのアカウントをフォローしてるってことになってるけど、事実じゃない。私のヘアスタイリストのコメントを捏造してるってことが、偽物である何よりの証拠。大体、リル・キムとも個人的に話すような仲じゃないし。彼女のことはよく知らない」と、アカウントだけでなく、そこに残された友人や知人のコメントもすべて第三者が悪意を持って捏造したものであることを明かした。
さらに、「アリアナ・グランデ?彼女とのあいだに問題なんてないのに。なのに、なんで私が彼女の悪口を言うわけ?彼女と揉めたことなんて一度もない。ドージャ・キャットとも、ミーガン・ジー・スタリオンともね。私が彼女たちと問題を抱えることを望んでいる人たちがいる理由がわからない。『カーディは他の女が嫌い』って言いたいのかもしれないけど、私はそういうタイプじゃない。クソみたいな嘘をつくのはやめてちょうだい。私に関する嘘をばらまかないでよ。うざいから」と、偽アカウントにカーディが悪口を書いていたとされる人たちとは何の問題も抱えていないとコメント。
また、「この“女の子”のことについて私が色々と言ってることになってる。みんな私たちのあいだに問題があることを知ってるからね」と、“犬猿の仲”であるニッキーのことを思わせるような発言もあった。
SNSが当たり前となった今、キャンセルカルチャーといって、著名人の過去の発言や行動、SNSでの投稿を掘り出し、前後の文脈や時代背景を無視して問題視し、糾弾する現象が頻発している。今回の騒動もこのキャンセルカルチャーに当てはまるわけだが、本物のSNSアカウントに投稿した発言や写真などが理由で「終わった」と言われるならまだしも、第三者が勝手に作った偽のSNSアカウントが理由で名誉を傷つけられたことに、カーディもさすがに怒り心頭の様子だった。(フロントロウ編集部)