ドクター・ドレー、結婚24年で離婚へ
ドクター・ドレーの妻ニコール・ヤングが、米時間6月29日に「和解しがたい不一致」を理由にドクター・ドレー(本名:アンドレ・ロメル・ヤング)との離婚を申請した。
2人の出会いは、1990年中旬。当時NBA選手のセデール・スリーットと結婚していたニコールにドクター・ドレーが惚れ込み猛アタック。ドクター・ドレーからの熱いラブレターで求愛されたニコールはセデールと別れ、1996年5月25日にドクター・ドレーと結婚した。
ニコールは度々ドクター・ドレーのインスタグラムに登場しており、2018年の結婚記念日にはドクター・ドレーがヘリコプターをチャーターしてニコールをブロードウェイミュージカル『ハミルトン』の観劇に連れていったことを報告するなど、ラブラブな様子だった。
そんな2人が最後に公の場所に一緒に登場したのは、今年2月のトム・フォードのファッションショー。当時、ドクター・ドレーは2月18日の自身の55回目の誕生日を妻や家族と祝うことを楽しみにしていた。しかしそれから約5ヶ月が経ち、離婚となった。
900億円近い総資産の行方は?
ドクター・ドレーとニコールが離婚するとなった今、気になるのが資産の行方。
2人が結婚した当時ドクター・ドレーはラッパーとして成功していたものの、その後、ラッパーのエミネムをはじめとしたアーティストのプロデュースで成功したことに加え、2014年にはヘッドホンブランドのビーツ・バイ・ドクター・ドレーをアップル社に約3000億円で売却。その総資産は約880億円へと膨らんだ。
これらの成功は全てニコールとの婚姻中に手に入れたものであるため、ニコールにもその収益を得る権利があると見られている。さらに、2人にはプリナップ(婚前契約)は無いとウワサされている。
ちなみにドクター・ドレーとニコールにはトゥルースという息子とトゥルーリーという娘がいるものの、2人とも成人しているため、養育費の支払いは発生しない可能性が高い。
両親の離婚が発表される直前、息子のトゥルースはインスタグラムに父とのツーショット写真をアップし、「父さん、愛してるよ」とコメントした。
(フロントロウ編集部)