ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』のキャストはどんな人?プロフィールなどをご紹介!(フロントロウ編集部)

ドラマ『エレメンタリー』とは?

 ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』とは、2012年からアメリカのテレビ局CBSで放送され、2019年8月15日にアメリカ本国で最終回を迎えた、全7シーズンのドラマシリーズ。

画像1: ©️CBS TELEVISION

©️CBS TELEVISION

 タイトルの『エレメンタリー』とは、『シャーロック・ホームズ』を初めて舞台で演じた俳優のウィリアム・ジレットのセリフ、「Elementary, my dear Watson. (初歩的なことだよ、ワトソン君)」から付けられている。このセリフは原作にはないが、ファンの間では原作並みの名台詞として知られている。

 『ホームズ&ワトソン』というタイトルからもわかるように、原作は小説家、コナン・ドイルによる探偵小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ。本作は、舞台をロンドンから現代のニューヨークに移し、主人公の助手であるジョン・ワトソンを女性に置き換えて作られているところが最大のポイント。ちなみに、ワトソンを女性が演じるのは本作が初めて。

画像2: ©️CBS TELEVISION

©️CBS TELEVISION

 主人公のホームズは、かつてスコットランドヤード(ロンドン警視庁)の顧問をしていたけれど、薬物依存のリハビリのためアメリカ合衆国ニューヨークに移住。リハビリ施設を出たあとは、ニューヨーク市警の顧問として凶悪犯罪の捜査に協力することに。するとそこに、ホームズの父親から依頼を受けて、薬物依存後の経過を見守る付添人としてやってきたのが、元外科医のジョーン・ワトソン。

画像3: ©️CBS TELEVISION

©️CBS TELEVISION

 ホームズは持ち前の鋭い観察力と鋭い推理力で難事件にあたり、ワトソンの助言やぶつかり合う会話からインスピレーションを得て、解決していく。

画像: ドラマ『エレメンタリー』とは?

 ホームズとワトソンは本作で男性・女性という異性同士で登場するも、その関係性は原作どおり。共同生活のなか友情を育み、見ている者をドキドキさせてくれる。そんな本作、『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』に登場する、豪華キャストをご紹介。

『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』主要キャストのプロフィール

シャーロック・ホームズ役:ジョニー・リー・ミラー

画像: シャーロック・ホームズ役:ジョニー・リー・ミラー

 ジョニー・リー・ミラーは、イギリス出身の俳優。主な出演作品は映画『トレイン・スポッティング』のサイモン役や『マインドハンター』のルーカス役。1997年には、同年代の俳優であるジュード・ロウやユアン・マクレガーと共にナチュラル・ナイロンという映画制作会社を設立した。1996年にはアンジェリーナ・ジョリーと結婚したものの破局。その後2008年に俳優のミシェル・ヒックスと再婚し、今年で結婚から22年を迎える。

 そんなジョニーだけれど、実はBBCのドラマ『シャーロック』で同じシャーロック・ホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチと意外なつながりがある。2人は2015年に出演した舞台『フランケンシュタイン』で、同じフランケンシュタイン役としてW主演をしていた。そして2人とも、“イギリス版トニー賞”とも言われるローレンス・オリヴィエ賞主演男優賞を受賞。輝かしい成績を同時に収めたばかりではなく、同じシャーロック・ホームズという役も演じており、どちらも人気だというとても珍しい話。

ジョーン・ワトソン役:ルーシー・リュー

画像: ジョーン・ワトソン役:ルーシー・リュー

 元一流外科医で、現在は元麻薬依存者の回復をサポートする「付添人」をしているというジョーン・ワトソンを演じたのは現在51歳のルーシー・リュー。ルーシーは、2000年の映画『チャーリーズ・エンジェル』でアレックス役を、『キル・ビル Vol.1』でオーレン・石井を演じ、この他にも数多くの有名作品に出演している。両親ともに中国人の彼女はアメリカのニューヨークで生まれ、決して裕福ではないものの、成績優秀な少女時代を過ごした。『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』の中でも、英語以外の言葉を自然に話すけれど、ルーシー自身ははイタリア語、スペイン語、中国語が話せる。その後俳優としてのキャリアをスタートさせ、ドラマ『アリー my Love』の出演で一躍有名に。ルーシーはこれまで一度も結婚をしてはいないが、代理母出産によって長男をもうけている。

トーマス・グレッグソン役:エイダン・クイン

画像: トーマス・グレッグソン役:エイダン・クイン

 ニューヨーク市警の警部で、ロンドン警視庁のテロ対策部に出向していたときにホームズと知り合い、ニューヨークに来たホームズを顧問として雇った張本人、グレッグソン警部を演じているのは、エイダン・クイン。アメリカ生まれのエイダンは、映画『わが心のボルチモア』や『アンノウン』に出演しており、現在61歳。2007年のテレビ映画『Bury My Heart at Wounded Knee』で、プライムタイムエミー賞にノミネートされるなどの演技派。

マイクロフト・ホームズ役:リス・エヴァンス

画像: マイクロフト・ホームズ役:リス・エヴァンス

 シャーロックに婚約者を寝取られたせいで仲違いしていた、という衝撃的な設定のマイクロフトを演じているのは、イギリス出身の俳優リス・エヴェンス。日本で2020年9月25日に公開される『キングスマン』シリーズの最新作『キングスマン: ファースト・エージェント』で、敵のラスプーチン役を務めている。また、映画『ノッティングヒルの恋人』、『ハンニバル・ライジング』、『アメイジング・スパイダーマン』などにも出演した。さらに、ナショナル・シアターなどの舞台に立つ舞台俳優でもある。

 本作には、アイリーン・アドラーやギャレス・レストレード、モリアーティーなど、お馴染みのキャラクターも様々登場する。さらに、シリーズの人気キャラで、原作ではホームズとワトソンが住んでいるフラットの大家さんであるハドソン夫人は、トランスジェンダーという設定も。見れば見るほど原作や、他の『シャーロック・ホームズ』作品との違いが面白いドラマ、『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』は、Hulu、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオなどでシーズン1から配信中。さらに、ファイナルシーズンは2020年9月2日よりDVD-BOX発売&レンタル開始。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.