ラストシーンまで見てオチを知った後、あえてまた見返したくなるような映画を厳選して7作品ご紹介!(フロントロウ編集部)

『バタフライ・エフェクト』

 映画『バタフライ・エフェクト』は、2004年に公開された作品で、過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる男性を主人公としたSFスリラー。切なくも幸せなオチを知った後、必ずもう一度見てみたくなるはず。2006年には続編の『バタフライ・エフェクト2』、2009年には『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』が公開された。


『メメント』

 「もう一度見返したくなる」ような複雑怪奇な映画を多数製作しているクリストファー・ノーラン監督による『メメント』は、数分間で記憶を失ってしまう障がいに苛まれる男が主人公。彼はある事件を期に、記憶を忘れないために体にタトゥーとしてメモを残し、ポラロイドで写真を撮りながら事件の真相に迫る。


『ミッドサマー』

 様々な映画に引っ張りだこの俳優、フローレンス・ピューを主演に迎えた問題作の『ミッドサマー』。北欧の神話や様々な宗教、民俗学的な要素を取り入れた本作は、日本では2020年に公開され、ここ数年で最も物議をかもした映画の一つになり、「リピ見」のファンが続出した。アメリカの大学生4人グループが訪れた森の中の祝祭で、恐ろしすぎる事件が起きる…。


『アザーズ』

 トム・クルーズが制作にまわり、ニコール・キッドマンが主演を務める本作は、1945年、第二次世界大戦末期のイギリスを舞台にしたホラー映画。広大な敷地の中に建てられた真っ暗な屋敷に暮らす母子は、ある日を境に奇妙な「何者か(アザーズ)」がうごめいていることに気づく。衝撃のラストを見た後に見返すと、知らずに見たときには気づかなかった細かい点に気づくはず。


『ゲット・アウト』

 『ゲット・アウト』は、2017年に公開されたサスペンスホラー映画。黒人に対する白人の差別意識をはっきりと描き出した本作は、恐怖の連続にもかかわらず、オチを知った後またみてしまう。映画『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどを手掛けてきたプロデューサー、ジェイソン・ブラムが制作に携わり、コメディアンのジョーダン・ピールが監督を務めた名作。


『12モンキーズ』

 不可思議な世界観が人気の映画監督で、「奇才」とも呼ばれるテリー・ギリアムの作品。本作の主人公は、ウイルスによって世界の99%の人類が死滅し、生き残った人も隔離された世界でしか生きられなくなった2035年の未来からやってきた男。ウイルスによる未来の悲劇は止められるのか?12モンキーズとは一体何なのか?


『スリー・ビルボード』

 2018年にアカデミー賞を2部門受賞した『スリー・ビルボード』は、娘を殺害された母親が警察を批判する3枚の看板を設置したことかた起きるサスペンス。母親の怒り、尊敬を受ける人物の意外な側面、続けて起きる事故…。様々な伏線が絡み合い迎えるラストに胸が苦しくなる。主演は、オスカー俳優のフランシス・マクドーマンド。

 今回紹介したのは、再び本編を見返したくなるほど衝撃的なオチが待ち受ける映画ばかり。ぜひこのワクワク感を味わってみて。(フロントロウ編集部)

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