美肌を叶えるCCクリーム
CCクリームとは、日焼け止め、ファンデーション、保湿剤が一体型となったベースメイクアイテムのこと。肌の色ムラを補正して肌のトーンを均一に整える働きがあり、薄づきでナチュラルな仕上がりになるのが特徴。

各ブランドによって配合は異なるけれど、ほとんどの製品に共通して、紫外線から肌を守る「日焼け止め効果」、肌を健やかに保つ「ビタミンC」「ペプチド」「抗酸化成分」などの美肌成分が含まれていることが多い。
そのため、保湿クリームや化粧下地を使わなくても、これ一本でスキンケア&ベースメイクが完成。忙しい朝の「時短メイク」を叶えてくれるコスメとしても人気を集めている。
また、BBクリームやファンデーションをつける前に、化粧下地の代わりにCCクリームを使うのもオススメ。肌のくすみや赤みを整え、透明感あふれるツヤ肌に仕上がると専門家たちは言う。
ほかのベースメイクとの違い
では、ほかのベースメイクアイテムとの違いは何だろう?
BBクリームとの大きな違いは「カバー力」。BBクリームはCCクリームよりリッチな質感で、ファンデーション並みのカバー力を有する。基本的にはCCクリームと同じような働きをするけれど、肌のトーンを上げたり、色ムラを整えたりすることには対応していない。

ファンデーションとの違いは「色のバリエーション」。BBクリームやCCクリームはさまざまな機能があるため、ちょっとした外出であればこれ1本でベースメイクを済ませることができる。一方で、色のバリエーションがまだ少ないため肌色によっては白浮きすることがある。
CCクリームの正しい選び方
メイクアップアーティストのローズ・ギャラガーによると、CCクリームを選ぶときは、必ずカバー力をチェックしてから選ぶこと。

ローズは「これは、ブランドごとに大きく異なる特徴のひとつ。(ほとんどのCCクリームは)ツヤ感のある仕上がりになりがちだけれど、カバー力のあるものならばキメ細かなソフトマットな仕上がりになるの」と米メディアMarie Claireでコメント。
そんなCCクリームのなかでも、実際にプロが愛用する優秀CCクリームを2つご紹介。まだ持っていないという人は、ぜひチェックしてみて。
イットコスメティックス「ユア スキン バット ベター CCクリーム」
プロのなかでも非常に人気が高いのは、イットコスメティックスの「ユア スキン バット ベター CCクリーム」。肌の赤みやくすみを一掃し、肌にツヤと輝きをプラス。しかもオイルフリー処方なので肌荒れが気になる脂性肌、混合肌の人にもピッタリ。
クリニーク「モイスチャー サージ CC クリーム 30」
普段から乾燥肌、敏感肌に悩む人にオススメなのは、クリニークの「モイスチャー サージ CC クリーム 30」。ローズは「このCCクリームは他の製品より保湿力が高く、カサカサした肌質を改善しながら、色ムラをしっかりカバーしてくれる」と大絶賛している。
さまざまな効果をもつ魅力たっぷりのCCクリーム。薄づきでツヤのある仕上がりだから、メイク崩れが気になる季節に活躍すること間違いなし。(フロントロウ編集部)