カーディ・BがTikTokデビュー
2019年のグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したことで知られるラッパーのカーディ・Bが、海外だけでなく日本でも中高生を中心に大人気の動画アプリ「TikTok(ティックトック)」デビューを果たしたことがわかった。
その記念すべき初投稿がコチラ。
動画には、「ビッチ、初めてのTikTokをやったよ。最初の投稿はラップ・チャレンジ。オフセットは私のオナラ攻撃を受けた(笑)」というコメントが添えられていた。
予想通りといえば予想通りの下ネタのオンパレード。自宅の庭らしき場所で、ネオンピンクのトライアングルビキニを着て腰をくねらせながら踊りだしたかと思ったら、続いて編集機能を使って夫でラッパーのオフセットの写真を背景にセットして、オフセットの口に胸を押し付けたり、股間にお尻をこすりつけたり、彼の舌に自分の股間を押し当てて舐めさせたり、とにかくやりたい放題。
ちゃんと服を着ているとはいえ、子供には刺激が強すぎるR指定レベルの内容に、ファンからは「一種のポルノ動画」「下品だけどついつい見てしまう」といったツッコミやコメントが相次いだ。
カーディのコメントにあった「ラップ・チャレンジ(Wrap Challenge)」とは、今、TikTokで流行っているトレンドのひとつで、アトランタ出身のラッパー、ラシーダの楽曲「Marry Me(マリー・ミー)」に合わせて恋人や夫、パートナーの目の前でラップダンス(※)を披露して誘惑するというもの。カーディは、あえてオフセット本人の前ではなく、オフセットの写真の前で踊って笑いを取りにいった。
※ストリップクラブなどで、ダンサーが客の体に接触しながら踊るエロチックなダンス。
ちなみに、ご存じの方も多いと思うが、カーディはラッパーとしてブレイクする前にストリッパーとして生計を立てていた。本人は元ストリッパーの経歴を隠すどころか、とても誇りに思っており、その経験を生かしてストリップクラブが舞台の映画『ハスラーズ』にストリッパー役で出演し、スクリーンデビューを果たした。(フロントロウ編集部)