デリバリーの需要が増えている
新型コロナウイルスの影響で多くのレストランが休業しており、各国で感染対策が緩和されてきている現在も、食事をイートインスペースで食べずに持ち帰りにしたり、レストランに行かずにデリバリーしたりする人が増えている。デリバリーの需要が伸びていることを受けて、店舗によっては購入金額によって送料を無料にしたり、無料でフードやドリンクをつけたりといった工夫をするところも。
バーガーキング、マクドナルドをふたたび煽る
フィンランドのヘルシンキでは、大手ハンバーガーチェーンのバーガーキングも、「あること」をすれば送料を無料にするキャンペーンを実施した。しかしその内容が、バーガーキングらしく、斜めをいくもので話題となっている。
バーガーキングのデリバリー送料が無料になる条件は、受け取り場所をマクドナルドの店舗の近くにすること!
言わずもがな、世界最大手のハンバーガーチェーンであるマクドナルドは、バーガーキングに長年煽られてきた。イギリスのバーガーキングは、2019年に1年間、広告のワッパーの後ろに毎回ビッグマックを置いていたことを明かし、ワッパーのほうがビッグマックより大きいと証明。日本でも、2020年1月に近隣のマクドナルドが閉店する際に、バーガーキングがマクドナルドへ感謝のメッセージを送ったけれど、そのメッセージの各行の最初を縦読みすると「私たちの勝チ」となることが話題となるなど、バーガーキングvsマクドナルドの闘いのエピソードは、数えきれないほどある。
そんなバーガーキングは、このたびフィンランドでマクドナルドへケンカを売った。このキャンペーンでバーガーキングと組んだフィンランドのフードデリバリーアプリWoltは、マクドナルドの店舗の近くをデリバリーホットスポットとし、そのスポットへのデリバリーは無料とした。
このキャンペーンはすでに終了したけれど、バーガーキングといえば、ピエロメイクが印象的な映画『ジョーカー』に合わせて、ピエロがマスコットキャラクターのマクドナルドを意識したキャンペーンを行なうなど、とにかく機会があればマクドナルドを煽ることで有名。今後も何をしでかすかに注目。(フロントロウ編集部)
※商品名に誤記がありましたので、修正致しました。