パンデミックで元恋人から連絡が来た！
新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、世界各国で外出自粛や外出禁止が実施された。感染症対策が緩和されても、少人数で会うことや、ソーシャルディスタンスを保つことなどはまだまだ意識すべきことであり、社会生活は今も通常通りには戻っていない。
人と会えないなか元恋人から連絡が…、なんてことが起こった人も少なくないのでは？ デートコーチとして知られ、TED Talkにも登場したことのあるヘイリー・クインによると、シングルの人々のうち27%が、外出自粛中に元恋人から連絡を受け取ったという。
元恋人に連絡したい…、その気持ちは純粋？
元々連絡を取り合っていたならばそこまで問題はないかもしれないけれど、数年ぶりの連絡なんていうケースも少なくない。そんな元カップルたちの状況や感情について、英リアリティ番組『Celebs Go Dating（原題）』のデート・エージェントであるアンナ・ウィリアムソンは、英Uniladでこう分析する。
「弱っている時にはとくに、自分を安心させ、落ち着かせ、安全を感じられる物（もしくは人）にコンタクトを取りやすくなります。いくつかの場合は、暇を持て余していることや、喪失感を埋めるための感情のサインだったりもします。元恋人への親近感は、そういった隙間を埋める方法のように見えることもあるのですが、それはほぼ確実に気まぐれであって、純粋にやり直したい気持ちではないですよ」
連絡がきたらどう行動する？
アンナは厳しい意見を述べたけれど、その分析はじつに的確。そして元カップルの片方が連絡したとしても、別れたのに連絡を送られてきた方はうっとうしく感じることも。アンナは、連絡された側に向けてこのようなメッセージも送った。
「なぜ連絡してきたのか素直に聞きなさない。もしすぐ本題に入って、連絡してきた理由について知りたいのなら、世間話であなたが盛り上げなくてはいけないと感じる必要はない。その理由を知れば、自分が次にどんな行動を取れば良いのかをより簡単に判断することが出来るし、状況が把握できる」
復縁する前に様々なパターンを考えて
また、コンサルタント心理学者のエレナ・トゥロニ博士は具体的にすべきことを話したうえで、もし復縁を考えているのであれば、とくに通常の日常が戻ってきていない今はより慎重になったほうが良いと語った。
「それ（復縁）が賢い選択かどうか、しっかりと考えることをお勧めします。復縁することの長所と短所を考え、短期間と長期間の両方の場合で、復縁はどのようなものになるかを考えてみてください。心が傷つくことなく、その関係からサポートや友情を得ることができますか？
復縁は魅力的かもしれませんが、長期にわたってより困惑し、難しいような状況に自分を追い込むのは避けたいでしょう。もしその関係が、最初の頃から複雑でチャレンジの多いものであったなら、すでにもろい今の時期に、復縁することがポジティブなことであるのかどうかを、しっかりと考えることを勧めます」
（フロントロウ編集部）
