ジェームズ・ガン監督、日本の特撮が好き
アメリカのツイッターで、日本の特撮ヒーローである仮面ライダーを指す# KamenRiderがトレンド入りする出来事があった。仮面ライダーシリーズの何作品かが、公式英語字幕つきで配信されたことがきっかけと見られているけれど、このハッシュタグが拡散されたことで、多くの海外の仮面ライダーファンがシリーズへの愛の叫びを投稿した。そしてその中には、あの大物監督も! それはMCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや、DCコミックス『スーサイド・スクワッド2』などを手がける、ジェームズ・ガン監督。
これまで多くの大ヒット映画を担当してきたガン監督は、新型コロナウイルスの自粛生活にオススメの10作品としてアメリカ映画からアジア映画まで挙げるなど、映画製作者として各国の作品を見てきている。そんな監督は、日本の特撮ヒーローたちも大好きなよう。
ジェームズ・ガン監督、仮面ライダー愛爆発
仮面ライダーがアメリカのツイッターでトレンド入りしていることに気がついたガン監督は、「KamenRiderがトレンド入りしていて嬉しい」というコメントとともに、仮面ライダーの画像をツイート。ガン監督が仮面ライダーファンだと知ったファンからは驚きと喜びのメッセージが相次ぐこととなった。監督は、そんなファンたちからのメッセージにもいくつか返信しており、「仮面ライダーが好きだったんですか?」というものには、こんな反応を見せた。
「いいえ、僕は仮面ライダーが好きなのではありません。僕は仮面ライダーを愛しているんです」
No, I don't like Kamen Rider. I love Kamen Rider.
— James Gunn (@JamesGunn) July 12, 2020
元仮面ライダー俳優も反応
さらにガン監督が反応したともなれば、彼主導で仮面ライダー作品が制作されることを期待するファンも。そんなファンのなかの1人が、『仮面ライダー龍騎』の海外リメイク作品である『KAMEN RIDERDRAGON KNIGHT(仮面ライダー ドラゴンナイト)』で主役キット・テイラーを演じたステファン・ランスフォードに「準備は出来てるよね?」とツイートしたところ、こんなノリの良い反応が。
「スーツがまだフィットするか分からないな。ガーディアンズのダイエットをするよ」
I’m not sure if the suit still fits. I gotta go on the Guardians diet.
— Stephen Ford (@StephenSeanFord) July 12, 2020
ガン監督は現在、『スーサイド・スクワッド2』や『Guardians of the Galaxy Vol. 3 (原題)』の制作中だけれど、アメコミ作品から一息ついたら、特撮作品を手掛ける時が来るかもしれない。
他の特撮作品も大好きなジェームズ・ガン監督
完全に仮面ライダーの大ファンであることが明らかとなったガン監督だけれど、じつは過去には別の特撮ヒーローのファンであることも判明している。それは、ウルトラマン。
Oh my God I met Ultraman. pic.twitter.com/DSFfW4a1Y8
— James Gunn (@JamesGunn) October 31, 2014
第1作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が公開された2014年に、東京国際映画祭の審査委員長として来日したガン監督は、ウルトラマンとバルタン星人とサプライズ対面し、満面の笑みでウルトラマンに抱きついたり、ウルトラマンが光線を出す時のポーズを全力でしたりする姿が目撃されていた。
ちなみに、『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー監督との会話のなかで、ゴジラとジェットジャガーのどっちが良いかという話題になった際には、エアー監督がゴジラ、ガン監督がジェットジャガーを取っていた。
Yes. And I grew up adoring Ultraman, so Jet Jaguar is who I was secretly hoping for. https://t.co/t5oKdpMrVn
— James Gunn (@JamesGunn) May 27, 2020
(フロントロウ編集部)