どんな日でも化粧ノリをよくする「ティルブリータップ」
メイクをするときは、スキンケアをしてからメイクをするのが定番のルーティンだけれど、そのスキンケア中に「あること」を取り入れるだけで化粧ノリがよくなるという。それは、「ティルブリータップ」と呼ばれるフェイシャルマッサージ法。セレブ御用達のプロが欠かせないと語るティルブリータップは、たった28秒で顔をスッキリとさせるという。

メイクの仕上がりがぐんと変わるという、とっておきのテクニック「ティルブリータップ」をご紹介。
ティルブリータップって?
ティルブリータップを考案したのは、ケイト・モスやヴィクトリア・ベッカムら数多くのセレブのクライアントに持ち、自身のコスメブランドでも成功を収める超一流メイクアップアーティストのシャーロット・ティルブリー。

メイクアップアーティストのシャーロット・ティルブリー
シャーロットがキャリアの初期からメイク前に取り入れているというティルブリータップは、フェイスクリームを使って頬やおでこ、あごなどを約28秒かけてマッサージしていくというもの。その効果についてシャーロットは、「リンパを刺激して血液循環を促進して、顔をシャキッと目覚めさせてくれる」と米Huda Beautyで説明。血流がよくなることで、顔色やメイクのノリもよくなるという。
シャーロットは、28秒間のティルブリータップを「完璧なメイクをするために欠かせない、舞台裏での秘密の美容法」と表現し、ファッションショーや撮影のときに多くのクライアントの顔にも取り入れていると話した。
ティルブリータップの方法【動画アリ】
ティルブリータップで使うのは、フェイスクリームと自分の指だけ。すべてのステップで両手を使って左右対称に行なう。
ステップ1:人差し指と中指、薬指の3本の指を使って、鼻の両サイドから頬を通ってこめかみにかけてマッサージ。
ステップ2:中指と薬指の指先を眉間にのせたら、そこからこめかみに向けて上に弧を描くように動かす。
ステップ3:親指の指先と人差し指の第2関節であごを掴み、フェイスラインに沿って動かして耳下まで流すようにマッサージ。
ステップ4:コの字型に曲げた人差し指の第1関節が小鼻の横に来るようにセットしたら、第2関節が頬骨を通るように意識しながらこめかみまで動かす。
ステップ5:ピアノを引くように指をパタパタさせてマッサージ。人差し指と中指、薬指を使っておでこの中心からこめかみ、頬を通って鼻の側まで半円を描くように優しく叩くように動かしたら完了。
時間がなくてバタバタしがちなときでも、たった28秒でメイクのノリが変わるならやってみない手はない。覚えると簡単なステップなので、新しいルーティンとして取り入れてみては。(フロントロウ編集部)