『ブラックアダム』にスマッシャー役で出演か
2019年に公開されたDC映画『シャザム!』の主人公シャザムの宿敵として知られるブラックアダムを主役に据えたスピンオフ映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』に、Netflixのオリジナル映画『好きだった君へのラブレター』のピーター・ケヴィンスキー役でブレイクした俳優のノア・センティネオが出演すると、米Deadlineほか複数のメディアが報じている。
ノアが演じるのは、分子構造をコントロールして体の大きさや重さを変える能力に加え、銃弾をもはね返す怪力を持つアトム・スマッシャーことアルバート・ロススタインで、過去にはDCコミックス原作の人気ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』にも登場したことがある(※)。また、主人公のブラックアダムは、映画『ワイルド・スピード』シリーズなどこれまでに数々のヒット作に出演してきた俳優のドウェイン・ジョンソンが演じることが決まっている。
※ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』でアトム・スマッシャーを演じたのは俳優のアダム・コープランド。
映画化に向けて、主演のドウェインが10年以上にわたって取り組んできたことで知られる『ブラックアダム』。新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、撮影が始まるのは早くても2021年の初めと言われているが、ドウェインは何ヵ月も前からトレーニングを始めており、撮影に向けてすでに半端ない気合いの入れっぷりを見せている。
映画『ブラックアダム』はアメリカで2021年12月22日に公開予定で、ディズニーの実写映画『ジャングル・クルーズ』でもドウェインとタッグを組んだジャウム・コレット=セラが監督を務める。ドウェインいわく、本作のなかでブラックアダムは「彼独自の方法で人々を助ける、(スーパーヒーローなのに)“反抗的”な唯一無二のスーパーヒーロー」として描かれることになるそう。(フロントロウ編集部)