活動休止中のワン・ダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズがファンとの記念撮影で“ある事”をしなかったことが称賛されている。(フロントロウ編集部)

写真を見た人たちから絶賛の声

 活動休止中のワン・ダイレクションのメンバーで、昨年12月にリリースしたソロ第2弾となるアルバム『ファイン・ライン(Fine Line)』が大ヒット中のハリー・スタイルズが、幼いファンとの記念撮影の際に“ある事”をしなかったことが称賛されている。

 新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、しばらくのあいだアメリカで足止めを食らうも、先月、ようやく母国イギリスに戻ったハリー。そんななか、つい先日、ロンドン市内にある日本でも人気のスキンケア&ボディケアブランド「Aesop(イソップ)」で買い物をしていた際に、偶然、ハリーと遭遇したラッキーなファンが撮影した写真が話題になっている。

画像: twitter.com
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 ワン・ダイレクションとして活動していた頃から非常にファン思いで知られ、プライベートでもファンサービスをする姿をこれまでに何度も目撃されたことがあるハリーだけに、写真撮影に応じるのは“いつも通りの行動”ともいえる。では、何がそんなに話題になっているのかというと、ハリーがちゃんとマスクをしていたから。

 日本をはじめとするアジア圏では、新型コロナウイルスによるパンデミックが発生する前から、いわゆるマスク文化が定着していたが、長い間、アメリカやイギリスといった欧米諸国ではマスクは主に医療従事者がするもので、“一般の人がするものではない”と考えられてきた。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって状況が一変し、感染予防策として最も有効なのは「マスク」という認識が欧米でも浸透したことで、マスク姿で外出する人たちの姿を多く目にするようになったが、その一方で依然としてマスク着用に拒否反応を示す人も多数存在する。そういった人たちを1人でも減らすために、有名人という立場を利用して、外出する際に積極的にマスクを着用したり、SNSなどを通じてマスク着用を呼びかけたりするセレブも増えている。

 ちなみに、ハリーの場合、マスクをしていただけでなく、写真撮影の時もマスクを外さなかったことがさらに評価されている。普段からマスクを着用しているセレブでも、“顔が見えないと悪いから”という理由で、記念撮影をする時だけマスクを外す人も多い。もちろん親切からの行動だが、感染予防対策としてはアウト。幼いファンを気遣って、マスクを着用したままファンサービスを行なったハリーに、ファンからは「本物の紳士」といった称賛のコメントが相次いでいる。(フロントロウ編集部)

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