ハリウッドやブロードウェイの俳優たちが三浦春馬へメッセージ
7月18日に日本中を駆け巡った、俳優の三浦春馬がこの世を去ってしまったという悲痛なニュース。俳優として今後が期待されていただけに、日本の演劇界は大きな財産を失ったと言われており、ファンをはじめ、共演者や友人らがその早すぎる死を悔やんだ。
それは、日本だけでなく、海外でも。三浦春馬は、海外の俳優らとも仕事をすることが多く、2016年にはシンディ・ローパーが楽曲を制作した大人気ミュージカル『キンキーブーツ』に出演したことがきっかけで、ブロードウェイで活躍する俳優のアダム・カプランや、『ヘアスプレー』や『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』などの人気作品で演出や振り付けを担当したジェリー・ミッチェルと交流があった。また、2020年1月には大ヒットドラマ『glee/グリー』にウィル・シュースターとした出演していたマシュー・モリソンや、エミー賞、グラミー賞、トニー賞など、エンタメ界の数多くの賞を受賞しているシンシア・エリヴォが日本で行なったコンサートで共演を果たしていた。
そのため、これまで三浦春馬と共演などで関わってきたハリウッド/ブロードウェイで活躍する人たちからも続々とSNSに追悼するメッセージが投稿されている。
2020年のコンサートで共演したマシュー・モリソン
今週は多くの人が亡くなったというコメントをアップして「伝説的な日本のパフォーマーであり友達」と言葉を添えて追悼した。
2020年のコンサートで共演したシンシア・エリヴォ
「友よ、ゆっくり休んで」や「あなたのエネルギーや愛は生き続ける」とコメントして4枚の写真をインスタグラムにアップ。その中には、三浦春馬が映画『恋空』で「空になって、君のことを見守りたい」との台詞を言っているシーンもあった。
ブロードウェイ俳優のアダム・カプラン
「なんという損失だろう。とても優しくて才能がある人だった。安らかに眠れ、春馬」
振付師のラスティ・モワリー
「力と共に安らかに眠れ、三浦春馬。あなたは優しい魂の持ち主で、ゴージャスなローラだった」
振付師兼演出家のジェリー・ミッチェル
「全ての愛と祈りを『キンキーブーツ』の日本のカンパニーと家族、友人、そして親愛なる春馬のファンへ送ります。安らかに眠れ、春馬」
日本だけでなく、ハリウッドの俳優たちからも愛された三浦春馬。彼はこの世を去ってしまったけれど、作品の中で永遠に生き続けるだろう。(フロントロウ編集部)