シンガーのエド・シーランは次なるバンクシー!? 正体不明のアートの作者にエドの名前が浮上しているが、果たして真相は…?(フロントロウ編集部)

正体不明のアートの作者はエド・シーラン!?

 新型コロナウイルス感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)中に、イギリスのサフォークにあるホテルやカフェなど複数の企業や店に絵画を寄贈して話題を呼んでいる謎多きアーティスト、ザ・ハット(The Hat)の正体は「シンガーのエド・シーランなのではないか?」とまことしやかに囁かれている。

画像: 正体不明のアートの作者はエド・シーラン!?

 エドといえば、これまでに4度のグラミー賞受賞歴があるイギリスを代表する世界的な人気シンガーソングライター。今回の件とは無関係にも見えるが、一体なぜ、エドの名前が挙がっているのだろうか?

 じつは、趣味で絵を描くこともあるエドは、過去に自身が手がけた作品の写真をインスタグラムにのせたことがあるのだが、その絵がザ・ハットの作品とそっくりなのだ。しかも、エドはザ・ハットが出没したサフォークの出身で、現在も妻のチェリー・シーボーンと一緒にサフォークに住んでいる。

 ザ・ハットが運営する公式サイトのプロフィール欄には「貧乏な家庭で育った60代男性」という説明書きがあり、エド本人もザ・ハットの正体は“自分ではない”と否定しているようだが、色々と共通点が多いことから、確信を持っているファンも多い。また、つい最近もイギリス・ロンドンの地下鉄の車内に“落書き”をして、日本でも大きく取り上げられた匿名芸術家のバンクシー(Banksy)と同じく、ザ・ハットもその素性を一切明かしていない正体不明のアーティストということもあり、早くもエドのことを“次なるバンクシー”と呼ぶ声も。

 ちなみに、今回の件とは関係ないが、エドはつい最近ラッパーのタイ・ダラー・サインに“ラップの才能”があることを暴露されたばかり。タイによると、以前、シンガーのザ・ウィークエンド主催のパーティーに参加した際、フリースタイルのラップバトルに飛び入り参加したエドは、なんと名だたるラッパーたちを即興ラップでいとも簡単に叩きのめしてしまったそう。

 エドの歌手としての才能は誰もが認めるところだが、ラッパーとしての才能まであることはほとんど知られていないため、タイも「この展開は予想してなかった。でも彼はみんなを滅多打ちにした。まるで本物のラッパーのようだった」と感心しきっている様子だった。(フロントロウ編集部)

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