ザック・エフロンの変化が話題に
2006年から放送されたディズニー・チャンネルのテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズをきっかけにブレイクした俳優のザック・エフロン。あどけないルックスで一躍人気者となったザックだけれど、彼の人気に火をつけることとなった同シリーズの放送も、今や14年前の話。ファンの間ではもっぱら、最近のザックの外見に現れた“劇的な変化”が話題になっている。
ザックは7月10日より、Netflixにて自身がホストを務めるオリジナルシリーズ『ザック・エフロンが旅する明日の地球』の配信がスタート。このシリーズは、ザックがアイスランドやフランス、コスタリカなど世界各国に赴き、地球の未来のためにサスティナビリティを追求している“エコ界のパイオニア”たちを訪ねながら、その土地の文化や風習、食にふれるというもの。
7月10日に最初のエピソードとなるアイスランド編が放送されたのだけれど、ザックはそこで、久しぶりにファンに自身の姿をお披露目。髭や胸毛を蓄え、自然をテーマにしたシリーズにふさわしいとも言える“野生児”的なルックスになっていたザックの姿に、オンライン上では「ダディー(daddy)みたいだ」という声が続出した。
日本では主に「父親」の意味で知られている「daddy」という言葉は、英語圏で男性に対してセクシーな魅力を感じた時に使う表現でもあり、海外では、ワイルドな見た目になったザックが「まさにダディー」だとしてファンの間で話題になっている。
ザックの「ダディー化」に対する反応
「ザック・エフロンが完全にダディーになったね。私は賛成。ダディーの身体には盛り上がるから」と、あるファンは同番組で上半身が裸になったザックの写真と共にツイート。現在32歳のザックの身体に起きたワイルドな変化を歓迎した。
#ZacEfron has turned into a total Daddy and I’m here for it. Dad bods get me hot. Don’t @ me. pic.twitter.com/6HulgO7jWP
— Robyn Rose � (@robynrosexxx) July 12, 2020
また、別のファンは「ザック・エフロンがダディーになったの? 2020年はワイルドだね」とツイート。
Zac Efron is a daddy now? 2020 is a wild fucking ride. pic.twitter.com/c5W7gDIN7G
— Drew Scott (@drewalanscott) July 10, 2020
一方で、ザックの「ダディー化」が話題になったことを受けて、この風潮について、“男性に理想のボデイを押し付けているのではないか”と指摘する声もある。
とあるユーザーは、「僕ら正式な“父親ボディ”のコミュニティからすれば、これは文化の盗用だよ」と冗談交じりにツイート。「父親」という意味で「ダディー」という言葉を用いながら、引き締まったザックの身体が「父親ボディ」と言われてしまうのは、一般的な「父親ボディ」の持ち主として困ると嘆いた。
To myself and fellow members of the legitimate ‘Dad-Bod’ community, this is cultural appropriation. https://t.co/RHYke2YyHe
— chris o'dowd (@BigBoyler) July 19, 2020
「もしザック・エフロンがこの見た目で『父親ボディ』と言われるのなら、残りの僕らに希望はないね」と嘆くユーザーも。
If people are saying Zac Efron has a “dad bod” looking like this... there’s no hope for the rest of us. pic.twitter.com/tMgOE8pA0z
— Ben Hallam (@BenHallam_8) July 15, 2020
一方、当の本人であるザックは今年4月にYouTubeチャンネル「First We Feast」に出演した際、引き締まった見事な肉体美を披露した2017年の映画『ベイウォッチ』について、「『ベイウォッチ』の撮影が終わった時に、もう二度とこの身体にはなりたくないと思ったんだ」と告白。
「ワークアウトでギリギリまで追い込むわけだからね」とザック。「(腹筋の)6パックが4パックにならないか心配したりするんだよ。そういうのって何ていうか、馬鹿げてると思うんだ」と赤裸々に語って、引き締まったボディを手に入れるための苦労は二度と経験したくないと冗談交じりに話していた。
今回、その引き締まったボディに訪れた変化や、野性的なルックスが話題になったザックだけれど、注目すべきは、彼の“ダディー化”に対する意見はポジティヴなものが多いという点。男性の“理想”とされてきたような見た目でなくても、十分に魅力的になれるということをザックが示してくれた。(フロントロウ編集部)