大反響を得たドラマ『13の理由』
Netflixオリジナルドラマ『13の理由』は、2017年から2020年にかけて、全4シーズンにわたって配信された作品で、第1シーズンの制作総指揮をセレーナ・ゴメスが務めたことで知られている。いじめや自殺をリアルに取り扱った内容が反響を呼び、世界中で賛否両論が巻き起こった。
その結果2017年にNetflixで最も視聴されたドラマの一つとなった本作は、アメリカのとある学校に通う少年クレイを主人公に、同級生のハンナが自ら命を断つことを決意した理由が明かされていくストーリー。彼女の死後、クレイの元に届いた7本のカセットテープには、ハンナが生前に吹き込んだ13個の「自殺した理由」が記録されていた。
主人公のクレイを務めたのは、映画『ドント・ブリーズ』やドラマ『アウェイク 〜引き裂かれた現実』のディラン・ミネット。そして、自殺した女生徒のハンナ・ベイカーを務めたのはキャサリン・ラングフォード。
キャサリンは、オーストラリア出身の現在24歳の俳優。彼女は、オーストラリアでいくつかのインディペンデント映画に出演したのち、アメリカに渡りドラマ『13の理由』に出演。本作は彼女にとっての出世作となり、その後映画『Love, サイモン 17歳の告白』や『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』など数々の人気作に出演。さらに、ロレアル パリの広告等に就任したり、ドラマ『ニミュエ 選ばれし少女』の主演に抜擢されたりと、その人気はとどまるところを知らない。
そんな彼女は、せっかくの出世作である『13の理由』のファイナルシーズンに参加していない。
『13の理由』ファイナルシーズンに出演しなかった理由
キャサリンは、『13の理由』のフィナーレを飾る第4シーズンに参加しなかった理由について、ドラマ『ニミュエ 選ばれし少女』の撮影が立て込んでいたためたったと、米Digital Spyに明かした。
続けて、「おかしな話だけど、私はまだ(『13の理由』の)シーズン3と4を全部は見ていないんだ。シーズン3まで見てるから、あとはシーズン4を見れば終わり」と、意外なことを告白。ちなみに、キャサリンはシーズン3にも出演していない。
それから彼女は、「私はキャストのみんなを本当に誇りに思ってる。そして私たちはまだ本当に仲良し。 私はもうこれからみんなに何が起こるかを知っているし、とても誇りに思ってる。 シーズン4が終わったのは、私たちの人生に染みついた特別なものだった」とつけ加えた。
そんなドラマ『13の理由』シーズン4は、Netflixにて配信中。(フロントロウ編集部)