人気急上昇中の女性ラッパーであるミーガン・ジー・スタリオンが、日本語がデザインされたグッズを発表。そこに描かれていた日本語が少々過激なものだった。(フロントロウ編集部)

ミーガン・ジー・スタリオンが人気アニメサイトとコラボ

 昨年の夏にリリースしたニッキー・ミナージュ&タイ・ダラー・サインとのコラボ曲「Hot Girl Summer(ホット・ガール・サマー)」が大ヒットを記録し、さらに映画『ハーレイ・クインの覚醒 BIRDS OF PREY』のサウンドトラックにノーマニとコラボした楽曲「Diamond(ダイアモンド)」が起用されたミーガン・ジー・スタリオン

画像: ミーガン・ジー・スタリオンが人気アニメサイトとコラボ

 今注目を浴び、ノリにノリまくっているミーガンは、日本のマンガ好きとしても知られており、日本の人気漫画『NARUTO-ナルト-』がデザインされたコーチ(Coach)のTシャツを着用したり、お気に入りと公言する『僕のヒーローアカデミア』のマンガをネイルのデザインに取り入れたりするほど日本のマンガを愛してやまない。

 そんなアニメ好きが高じて、ミーガンがアメリカで100万人以上が登録する日本のアニメサイトであるクランチロール(Crunchyroll)とコラボしたグッズをリリースする。今回クランチロールとコラボしてリリースされるグッズは、Tシャツ、スウェット、フーディ、バッグの4種類が発売予定。

 デザインは、アニメ化されたミーガンの姿や「メーガン・ジー・スタリオン」とカタカナで描かれたものがあるけれど、その中で気になるグッズを発見。

 それは、クチビルの絵の中に漢字で「野蛮」と描かれたもの。少々過激な「野蛮」といいうワード。なぜ、親しみやすい漢字などではなく「野蛮」という荒々しい漢字を選んだのか。

 じつは、この「野蛮」という漢字は、ミーガンの代表曲の1つ「Savage(サヴェージ)」の日本語訳。ミーガンは、「Savage」のリミックスバージョンで憧れのビヨンセともコラボを果たし、彼女の中では思い出深い1曲。そのため、「野蛮」という漢字が用いられたのだろう。ミーガンはさっそくTシャツを着用している姿を自身のインスタグラムにアップしており、クランチロールとのコラボは大満足のよう。

 ミーガンとクランチロールのコラボグッズは、すでに先行予約は終わっているけれど、9月に販売されることが決定している。

 ここ数年では、アリアナ・グランデが「ありがとう」とデザインされたスウェットを公式グッズとしてリリースしたり、ザ・ウィークエンドも2018年に自身のデビューアルバム『Kiss Land(キッスランド)』の発売5周年を記念して、「公式問題」や「奇抜」「レッドパンダ猫」といった漢字やカタカナから「彼らはすべて同じように感じている」や「良い女の子は天国に行くそして悪い女の子はどこにでも行く」などといった文章を日本語で描いたグッズを販売したりしていた。

 親日家アーティストたちの間で、一種のオシャレとして取り入れられている日本語。次はどんなアーティストが日本語のグッズをリリースするのか。(フロントロウ編集部)

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