ラフでセクシーな「ビーチヘア」
ビーチヘアとは、海辺の潮風に吹かれたような、柔らかくてエアリーなウェーブヘアのこと。ゆるっとした、あえて作り込まないラフで無造作な雰囲気がオシャレだと、セレブをはじめ海外のオシャレ女子の間で人気を集めている。
しかし、あえて作り込まないヘアスタイルだからといって適当にスタイリングすると、自分ではキマっているつもりでも、周りからはボサボサに見えることも…。
そこで、人気モデルのジジ・ハディッドや女優のケイト・ボズワース、ヴィクシーモデルのマーサ・ハントなどを手がけるセレブ御用達ヘアスタイリストのローラ・ポルコが、ボサボサ髪とは一線を画す美しい「ビーチヘア」の作り方を紹介した。
1.ドライシャンプーで下準備
ビーチヘアと聞くと、塩分を含んだスタイリング剤「シーソルトスプレー」を思い浮かべる人も多いと思うけれど、ローラいわく必ずしもシーソルトスプレーを使う必要はないという。
シーソルトスプレーは、文字通り、海から上がったようなラフ感を演出してくれるアイテムだけれど、意外と加減が難しく、スプレーをかけすぎてしまう人が多いそう。
ローラは「これらのスプレーは、使いすぎると髪がパサパサに見えるだけ」と話し、使い方を間違えると、ただ髪がパサついた“手抜きヘア”に見えてしまう恐れがあると米メディアWho What Wearで説明。
その代わり、ローラがオススメしているのは「ドライシャンプー」。ローラは「少量のドライシャンプーを髪全体に吹きつけるのがオススメ。こなれた無造作ヘアを作るにはこの方法が1番なの」と、髪がパサつかず、ナチュラルで空気感のあるヘアスタイルに仕上がると明かした。
2.ストレートアイロンを使ってウェーブを作る
次に、ストレートアイロンを使って、うねりのあるウェーブヘアを作っていく。はじめに、髪全体を上下2段に分けて、下の段から巻き始める。根元から5cmほど下にストレートアイロンを当て、内側に向かって半回転。カールができたら、今度はそのまま外に向かって半回転する。
これを毛先にいくまで繰り返し、波のようなウェーブを作る。下の段の髪を巻き終えたら、上の段の髪も同様に巻いていく。このとき、しっかり均等にウェーブを作るのがポイント。あとは、毛先をランダムな方向に巻いて立体感を出していく。
仕上げに、ヘアスプレーを髪から20cmほど離してスプレーし、くしゅくしゅっと髪を揉み込めば、夏らしいビーチヘアの完成!
最後に、ストレートアイロンで髪を巻くのは苦手…という人に対し、ローラは「とくに髪が長いと、ストレートアイロンから髪が滑り落ちて上手に巻けない人も多いと思うの。そういう時は、プレートが長めのヘアアイロンを使ってみて。しっかり髪を掴めてキレイに巻けるわ」とアドバイスした。
ラフ感がヘルシーで色っぽいビーチヘア。ヘアアレンジの仕方をマスターして、毎日のスタイリングをもっと楽しんでみて。(フロントロウ編集部)