ヘンリー王子のメールは絵文字がいっぱい
2020年の3月をもって英王室の主要王族の座を退いたヘンリー王子が、妻のメーガン妃と出会った当初、メールを通じて猛烈にアタックしていたことが、つい最近発売されたばかりの王室回想録『Finding Freedom:Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family(原題)』で明かされた。
この本の著者である王室担当記者のオーミッド・スコビーとキャロリン・デュランドによると、ヘンリー王子は、当時、俳優としてドラマ『SUITS/スーツ』に出演していたメーガン妃と、共通の友人を交えた会食の場で初めて会ったそうで、その直後からヘンリー王子によるメーガン妃への“メール攻撃”が始まったという。
最初からメーガン妃への気持ちを隠すことなく、彼女に対して“異性として興味がある”ということを積極的にアピールしていたというヘンリー王子。スコビー氏とデュランド氏は、著書のなかで「ヘンリー王子のメールは簡潔で絵文字がいっぱい使われていた。とくに多用していたのはオバケの絵文字で、彼はこの絵文字をスマイルの代わりに頻繁に使っていた」と、ヘンリー王子が笑顔を意味するスマイルの絵文字ではなく、なぜかオバケの絵文字を好んでよく使っていたことを暴露。
ヘンリー王子本人を除いて、その理由を知っている人は誰もいないらしいが、ヘンリー王子の個性的な絵文字のチョイスを、少なくともメーガン妃は「面白くて素敵でいかにも王子らしい」と感じたようで、2人はそれからほどなくして交際をスタートさせた。
ちなみに、この本には2人が交際中、メールだけでなくSNS上でも秘密のやりとりをしていたことも記されている。ヘンリー王子と付き合い始めたのと同じ時期にメーガン妃がインスタグラムでフォローし始めた「@SpikeyMau5」という名前のアカウントは、じつはヘンリー王子の裏アカで、メーガン妃は初デートの夜、「Kiss Me(キスして)」と刻印されたハート形のラブハートキャンディーの写真に、「Lovehearts in London(ロンドンの恋人たち)」というキャプションをつけて自身のインスタグラムに投稿し、SNSを通じてこっそり“愛のメッセージ”を交換していたとのこと。(フロントロウ編集部)