キャサリン妃が初の「マスク姿」で対面公務
イギリス王室のキャサリン妃が、イングランド中部の年シェイフィールドに拠点を持つ子育て支援組織Baby Basics(ベイビー・ベーシックス)を訪問。ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保したうえで、ボランティア職員たちと対面し、イギリス国内のブランドと小売業19社から同団体に寄付された約1万点の物資の整理を手伝った。
この日、ロンドン発ブランド、Suzannah(スザンナ)の白地に黒ボタンが映えるシャツワンピースで登場したキャサリン妃は、6月以降にスタートした対面公務では初めてマスクを着用。ピンク系の淡い色合いの花柄プリントで、フェミニンで優しい印象に仕上げた。
シャーロット王女お気に入りの子供服ブランドの「マスク」
キャサリン妃がチョイスしたマスクは、ロンドン発の子供服ブランド、Amaia(アマイア)のもの。
同ブランドは、「リバティプリント」と呼ばれる花柄の生地に代表される、ロンドンの老舗百貨店リバティ社製の生地を使用した上質な子供服などを販売。
キャサリン妃の長女シャーロット王女(4)も過去に何度もAmaiaのアイテムを着用している姿が見かけられており、キャサリン妃とシャーロット王女はそろって同ブランドのファンのよう。
キャサリン妃が愛用するマスクは、「ペッパ・ターナ・ローン」と呼ばれる柄の100%コットン素材の生地をベースに作られたもので、販売価格は15ポンド(約2,080円)。
裏面にはフィルターポケット付いており、替えのフィルターが5枚セットになっているコスパ良好な商品となっている。
同柄の子供サイズも販売されているため、親子でおそろいを楽しむこともできる。
さらに、Amaiaのマスクの売り上げの30%は、新型コロナウイルス感染症の最前線で戦い続けるイギリス国内の医療従事者たちをサポートするために寄付される。
おしゃれなだけでなく、コスパとチャリティの両方を意識したマスクのチョイスは、さすが、これまでにも、自身の影響力をうまく活用して社会に貢献してきたキャサリン妃。
ウィリアム王子も同ブランドのマスクを愛用
この日は、キャサリン妃は、公務を“はしご”し、夫ウィリアム王子とともに、ウェールズ最大の都市カーディフにあるケアホームも訪問。入居者や職員たちと懇談した。
お気に入りブランドEmilia Wickstead(エミリア・ウィックステッド)のフローラル柄シャツワンピに衣装替えしたキャサリン妃は、先ほどと同じAmaiaのリバティ柄マスクを着用した。
ウィリアム王子も同じくAmaia製のマスクを着用。夏らしいリネン素材のジャケットにインディゴブルーの無地のマスクを合わせていた。
なお、ロイヤルファミリーという立場上、あからさまなブランドロゴを身に着けることはないという方針を反映してか、一般販売されているものにはAmaiaのロゴが入ったタグが縫い付けられているが、2人が着用していたものにはこのタグは付いていなかった。(フロントロウ編集部)