カーディ・Bが新曲で真骨頂を発揮する
元ストリッパーという異色の経歴を持ち、さらに2019年のグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したことで知られるラッパーのカーディ・Bが、同じくラッパーのメーガン・ジー・スタリオンとコラボした新曲「WAP」をリリース。同時にミュージックビデオも解禁になった。
タイトルの「WAP」の意味について、ネット上ではリリースされる前から、日本語で「濡れたアソコ(※女性の陰部)」のような意味になる「Wet Ass Pussy」の略称なのではないかと言われていたが、ファンの予想は見事的中。「彼は私の“濡れたアソコ(Wet Ass Pussy)”の写真を撮るためだけにスマホを買った」、「ペニスを“操縦”する時、私は自分の名前を書く」といった卑猥なフレーズがずらっと並ぶ同曲の歌詞に合わせて、ミュージックビデオもとことん過激な内容になっている。
カーディによると、歌詞が不適切すぎるとして、YouTube側からカーディのチームに「ミュージックビデオにはクリーンバージョン(※)を使うように」というお達しがあったという。
※Fワードと呼ばれる放送禁止用語など、公共の場に相応しくない言葉を別の言葉に言い換えたバージョンのこと。
また、今回のミュージックビデオには、スペシャルゲストとしてリアリティスター兼実業家のカイリー・ジェンナーが登場。ヒョウ柄のセクシーなボディスーツ姿で、カーディとメーガンに負けず劣らずの豊満なボディを惜しげもなく披露している。カイリー以外にもノーマニやロザリア、ルビー・ローズ、リトル・ミックスのリー・アン・ピノックら、豪華ゲストがカメオ出演しているので見逃さないように。
ちなみに、カーディがコラボ相手に指名したメーガンは、今ノリにノリまくっているラッパーの1人で、昨年の夏に大ヒットを記録した「Hot Girl Summer(ホット・ガール・サマー)」や、映画『ハーレイ・クインの覚醒 BIRDS OF PREY』のサウンドトラックに起用された「Diamonds(ダイアモンズ)」などの代表曲で知られる。
じつは、数ヵ月前に不仲説を囁かれたことがあるカーディとメーガン。この時、メーガンはカーディとケンカしているというウワサを真っ向から否定していたが、今回のコラボによってその疑惑を完全に払拭するかたちとなった。(フロントロウ編集部)