ザック・エフロンがディズニー作品に出演へ
ディズニーチャンネルのオリジナル・ムービー『ハイスクール・ミュージカル』で一躍大ブレイクした俳優のザック・エフロンが、2009年に日本公開された(※)同シリーズの最終章である劇場版『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』以来約12年ぶりにディズニー作品に出演することが明らかになった。
※北米公開は2008年
第一報を伝えた米Hollywood Reporterによると、ザックが出演するのは日本でも1987年のコメディ映画『スリーメン&ベビー』のリメイク版。
同作は、ニューヨークで優雅に独身生活を送っていた3人の男性が、ある日突然、マンションの前で捨て子とみられる赤ちゃんを発見。仕方なく面倒を見ることに決めた彼らの生活は、以前の優雅な生活から一転、慣れない子育てに悪戦苦闘するというあらすじとなっている。
もともとは、1985年にフランスで制作されたコメディ映画『赤ちゃんに乾杯!』のリメイク版である『スリーメン&ベビー』では、俳優のトム・セレック、スティーヴ・グッテンバーグ、テッド・ダンソンがメインキャストを演じた。
『ハイスクール・ミュージカル』でのブレイク以降、ミュージカル映画『ヘアスプレー』やティーンコメディ映画『セブンティーン・アゲイン』、恋愛映画『きみがくれた未来』、第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを争ったスリラー映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』、コメディ映画『ネイバーズ』、大ヒット・ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』、そして実在した殺人鬼を怪演した映画『テッド・バンディ』など、ジャンルを問わず、さまざまな作品に出演してきたザック。
そんなザックが30代に突入し、思いがけず、未婚にしてパパになってしまう男性の役柄で古巣であるディズニ―の作品にカムバックするとは、何とも感慨深いものがある。
最近では、Netflixで配信中のオリジナルシリーズ『ザック・エフロンが旅する明日の地球』で披露したワイルドに進化した見た目が、セクシーな「父親ボディ」のようだと話題になったが、もしかして、この進化はディズニープラスの『スリーメン&ベビー』への出演を意識してのものだった?
同作の正式なタイトルや監督は現時点では未定だが、プロデューサーには、ディズニーのスポーツドラマ映画『マクファーランド栄光への疾走』を担当したゴードン・グレイ、脚本は2018年のフィール・グッド映画『Hot Air(ホット・エアー/原題)』を手がけたウィル・レイチェルが担当する。(フロントロウ編集部)