女子高生の友情を描いた『ブックスマート』
俳優としてキャリアを積んできたオリヴィア・ワイルドによる初監督作品『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』が、満を持して8月21日より全国公開! 監督、脚本、主演のすべてが女性主導で制作された本作は、笑いあり涙ありの青春コメディ。2019年のSXSW映画祭でプレミア上映され、数々の賞を受賞し、テイラー・スウィフトやナタリー・ポートマンなど多くのセレブも絶賛している。
フェミニストとしても精力的に活動するワイルド監督は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』を通して描きたかったことについてこう話す。
「女性の友情を描いた映画を見たかった。女性が男性を追いかけたり、外見を変えたりしない映画をね。本作は冴えない女の子たちがおしゃれをして、人気者になろうとする映画じゃない。これは友情の物語なの」
お互いを支え合う友情という人間関係を描いた作品を作るためにオリヴィアが参考にした映画は、警察アクション映画の『ビバリーヒルズ・コップ』や『リーサル・ウェポン』だという。
ちなみにワイルド監督は、本作の撮影現場では労働環境の“新しい標準”を構築しようと行動したと明かしており、俳優がヌードにならなくてはいけない撮影では、立ち会うスタッフを最少人数にし、セキュリティにも気を配ったことを明かしている。
『ブックスマート』あらすじ
本作の主役は、モリーとエイミー。史上最年少で最高裁判事になることを将来の目標としているモリーと、夏にはボツワナで女性支援の活動に従事するようなエイミーは、成績優秀な高校生。でも、遊んでばかりいた同級生のハイレベルな進路を知ってしまって、すっかり自信喪失。そこで、高校生活の最後にはっちゃけようと、卒業パーティーに乗り込むことに! 2人の一夜の冒険の行方は…!?
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は、8月21日より全国公開。(フロントロウ編集部)