マイリー・サイラスが結婚観を明かす
8月14日に新曲「ミッドナイト・スカイ」(Midnight Sky)」をリリースしたシンガーのマイリー・サイラスが、米ラジオ局SiriusXM Hits 1の番組『The Morning Mash Up』に出演。自身の結婚観について語った。
マイリーは、2009年に映画『ラスト・ソング』での共演をきっかけに交際をスタートし、くっついたり離れたりを繰り返していた元夫で俳優のリアム・ヘムズワースと2019年に離婚。その後、2019年10月にシンガーのコーディー・シンプソンとの交際を公表していたものの、先日、コーディーと破局を迎えたことを認めている。
『The Morning Mash Up』に出演したマイリーは、結婚や出産について話が及ぶと、「それについてはほとんど気にしたことがない」とキッパリ明言。「ファンの人たちはきっと、私が12歳の時に『子供が欲しい』って言っていた発言を引き合いに出すんだろうけど、本当にこだわっていないの」と語り、「それが私の優先事項になったことは一度もない」と続けた。
養子に対する考えや、女性差別についても言及
マイリーはまた、もし子供を持ちたいという考えに変わった場合にも、自身が出産するよりも養子を迎えるほうがいいと考えているようで、次のように明かした。
「実際、気候変動や私たちの周囲にある水、食べ物とかのことを考えると、地球上にいる存在する誰かを引き取ったほうがいいんじゃないかって考えているところがあるの」とマイリー。「私は養子にすごく前向きだし、それって素晴らしいことだと思ってる。もちろん、子供を産みたいと思っている人たちを非難するつもりはない。ただ個人的に、人生の中で(養子を迎えるということの)優先順位が高いというだけでね」と語り、自身にとっては出産することよりも、身寄りのない子供を養子に迎えたいと思っていることを明かした。
マイリーは、結婚や出産に関して世間における男性との扱われ方の違いについても言及しており、「私としては、結婚だとか、そういうことについてはもう考えていないの」とした上で、「一体どれだけの男性たちが、結婚や出産の予定を訊かれていると思う?」と、男性たちが周囲から結婚や出産について訊かれることは女性よりも少ないはずだと語った。
ケヴィン(32)とジョー(31)、ニック(27)の3兄弟全員が結婚しているジョナス・ブラザーズを引き合いに出しながら、「もしかしたら、訊くこともあるだろうし、ジョナス・ブラザーズみたいな存在に憧れるのかもしれないけど、多くの人たちは、子供を持つことや結婚に対してプレッシャーを感じていないと思うんだよね」とマイリー。女性のほうが男性に比べ、結婚や出産に対して世間的にプレッシャーを感じてしまう現状に苦言を呈した。(フロントロウ編集部)