人気キャラが多い『ストレンジャー・シングス』
数ある人気Netflixドラマの中でも、2019年の最も視聴されたNetflixドラマランキングで2位に大きな差をつけて堂々の1位となった作品といえば、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。ミリー・ボビー・ブラウン演じるイレブンを中心に、“裏側の世界”との闘いを描く本作では、魅力的なキャラクターが何人も登場する。
その中でも、ジョー・キーリーが演じるスティーブは、最初は嫌な奴という感じがいなめなかったけれど、回を追うごとに成長し、今は安定の人気を得ている。ナタリア・ダイアーが演じるナンシーとは別れてしまったけれど、『ストレンジャー・シングス』の世界には必要なキャラクターであり、もちろん、シーズン4にも登場する。
音楽活動も行なうジョー・キーリー
『ストレンジャー・シングス』シーズン4は、2020年1月に撮影が開始されたけれど、他の多くのドラマと同様に、新型コロナウイルスの影響で中止に。9月中旬に撮影再開が見込まれているけれど、もちろん安全が第一なため、スケジュールが変更になる可能性はある。
すでに撮影が中止となって数ヵ月、ジョーが英NMEのリモートインタビューに登場した。ミュージシャンとしても活動するジョーは、このロックダウン中に、あの日本の映画の音楽を楽しんでいるそう。
「宮崎駿の映画をたくさん見たよ。映画の中で流れる音楽は、信じられないほど素晴らしい」
スタジオジブリの宮崎監督による作品の音楽といえば、その多くを久石譲氏が手掛け、世界中で支持されている。ジョーが過去にギタリストとして所属していたポスト・アニマル(Post Animal)の音楽とは違うジャンルだけれど、その素晴らしさに心打たれている様子。ちなみに、ジョーは2017年に日本を訪れている。
『ストレンジャー・シングス』への出演がきっかけとなりポスト・アニマルを脱退したジョーは、現在はDjoという名前でソロ活動を行なっており、俳優業から時間ができたロックダウン中は音楽活動に集中していたよう。とはいえ、『ストレンジャー・シングス』の撮影再開を心待ちにしているそうで、「みんな仕事に戻りたがってるよ」と話した。
ちなみに、『ストレンジャー・シングス』の出演者で、俳優業のかたわら音楽活動を行なっているキャストは他にもおり、マイク役のフィン・ヴォルフは、2019年に解散してしまったけれど、ハルトカルプルニア(Calpurnia)というバンドでボーカルとギターを担当。ジョナサン役のチャーリー・ヒートンは、コマネチ(Comanechi)というバンドでドラムを担当していた。チャーリーは、コマネチのボーカルであるアキコ・マツウラとの間に子供が1人いるが、現在はナンシー役のナタリアと交際中。(フロントロウ編集部)